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NDES 小野村 豊社長【この人に聞く2026】
スマートファクトリーに注力/システムつなぎ、一気通貫で提案
NTTデータエンジニアリングシステムズは2025年7月、金型向けCAD/CAM「Space‐E」などを手掛ける製造ソリューション事業とクラウド事業を分社化し、新会社「NDES」として独立させた。「NDES」はC&Gシステムズ(CGS)グループの傘下に入り、25年10月から本格稼働。スマートファクトリー、クラウド、CAD/CAMを3つの柱として掲げ、事業拡大を目指している。新社長に就任した小野村豊氏に抱負や今後の展望などを聞いた。

新会社の概要は。
NTTデータエンジニアリングシステムズの製造ソリューション事業とクラウド事業を継承しているため、基本的なサービスはCGSグループになっても変わらない。例えば、CGSには金型向けCAD/CAM「CAM‐TOOL」があり、「Space‐E」と重複する部分はあるが、「Space‐E」は引き続き提供していく。
新会社として注力することは。
スマートファクトリー、クラウド、CAD/CAMを3つの柱として掲げ、注力していく。その中でも、1丁目1番地としているのがスマートファクトリーだ。顧客に対し、工程単位での改善ではなく、工場全体を改善できる提案をしていく。NCプログラムから工作機械、生産管理システムなどをつなげ、一気通貫でソリューションを提供できるようにしたい。
スマートファクトリーを提案するに辺り、自社のクラウド基盤「Manufacturing‐Space(マニュファクチャリングスペース)」で稼働するサービスを増やしていく。CGSの生産管理システム「AIQ(アイク)」などの多様なサービスをクラウドで利用できるようにする予定だ。
CAD/CAMについては、5軸加工機能を強化していく。ものづくりネットワーク沖縄などと連携し、顧客の5軸加工の早期立ち上げをサポートする。
3つの柱を強化する上で何が必要ですか。
CAD/CAMが主力事業のため、生産管理などを含めた工場全体の改善を提案できる人材が限定されている。営業、技術部門など問わず、全員のスキルアップが必要だ。今後は人材育成に加え、必要な人材の採用も増やしていく。
「現場に寄り添ったDX」をキーワードに挙げています。
顧客に成果を上げてもらうには、最適なシステム提案をする必要がある。顧客の製造現場に訪問し、ニーズを把握することで、適切な解決策を提示する「現場に寄り添ったDX」を重視したい。自社のサービスを通じて、顧客の業務プロセスやビジネスモデルを変革できるのが理想だ。
おのむら・ゆたか
1990年香川職業訓練短期大学校(現四国職業能力開発大学校)生産システム科卒、同年日立造船情報システム(現NTTデータエンジニアリングシステムズ)入社、2023年製造ソリューション事業部長、25年NDES社長就任。広島県生まれ、56歳。
日本産機新聞2026年2月5日号
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