多様化するニーズに対応 商社のプライベート(PB)商品は、多様化するニーズに合わせ日々進化を遂げている。長年にわたりユーザーニーズを捉えてきた経験を生かし、高性能や使いやすさに配慮するなど各社は工夫を凝らす。作業工具や切 […]
【特集】労働安全の最前線 ー「Safety2.0」とはー
ICTを活用した安全対策

人と機械の協調安全
ICT(情報通信技術)を活用し、人と機械の協調安全を図る技術的な方策「Safety2.0」が注目を集めている。日本発の考え方で、IoT、AI、クラウドなどの技術を安全対策に利用できないかという発想から生まれた。「Safety2.0検討委員」が2015年に発表した。
では、2.0に至るまでに、安全への取り組みはどう進化してきたのか。当初の取り組みである「Safety0.0」は、人の注意力や判断力によって安全を確保した。この方法では、機械と人と共存領域で事故リスクが高かった。
その次の段階である「Safety1.0」では、機械の持つリスクに対し、機械に安全対策を施すことなどで安全を確保。機械自体のリスクを下げると同時に、人と機械を隔離した。これにより、人と機械の共存領域を撤廃し、安全レベルを引き上げた。
近年では、協働ロボットなどで、人と機械が共存する現場が増え、1.0の取り組みだけでは、対応が難しいケースが増えている。これをカバーし、協調安全を図るのが2.0だ。
ICTを活用し、ヒト・モノ・環境の密な連携を実現。これにより、人と機械の共存領域の安全を確保できる。また危険な領域をICTで特定、運用することで、機械の停止時間短縮を図るなど、生産性の向上にもつながる。実際に、ルポで見たように、VRやメタバースなど新たなデジタルツールを活用した2.0の動きは広がっている。
関連特集記事は、以下のリンクから
日本産機新聞 2022年9月20日
中山視覚福祉財団(中山哲也理事長・トラスコ中山社長)は、トラスコ中山と共催で、10月17日、神戸文化ホール(神戸市中央区)において第25回中山ワンダフルフェスタを開催した。兵庫県下の視覚障がい者や関係者などが招待された。 […]
SPEEDIOシリーズ「M200/300Xd1」 ブラザー工業はSPEEDIOシリーズの複合加工機「M200/300Xd1」で、従来の旋削加工とマシニング加工に加え、新たにギア加工の専用機能(オプション)を開発した。スカ […]






