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SHODA 樹脂加工向けにNCルータとエンドミルを開発
MECTでも披露
NCルータを手掛けるSHODA(浜松市浜名区、053・428・6234)は同社初となる樹脂加工専用NCルータ「NCP5000」と「樹脂用エンドミル」を開発。昨今、自動車の軽量化や電子機器の小型化など樹脂素材の活用が広まり、これまで以上に樹脂加工ニーズが高まっている。従来の木工加工で培ったNCルータの技術を応用し、樹脂加工用エンドミルを加えることで、樹脂加工における加工品質の向上や切削粉塵の良好な排出などユーザーの加工や現場課題に応える。
NCP5000は樹脂加工の課題に対応するため、センタースルーエアーブローの流量を従来比約5倍に高め、良好な切粉捌けを実現。切りくずがワークに溶着しにくく美しい加工肌を可能にするほか、テーブル周りのカバーや機械全体カバー(オプション)を用意し、切削屑の飛散などを防止。樹脂加工は切屑の飛散が大きな課題の1つで、清掃時間の短縮やメンテナンスコストの削減、工場の環境改善に貢献する。

また、主軸の熱変位を抑制するため、ケーシングの取付形状を変更し、冷却用エアーをケーシング内部に入れることで深さ加工精度を約30%向上。最大40本工具収納可能な高速ATC(ツールtoツール:9・5秒)も備え、穴加工や溝加工、外周加工などの工程集約、作業効率向上、段取り替え時間短縮が期待できる。
主な仕様は移動量(X・Y・Z):2100・1300・400㎜、最大主軸回転:1万8000min‐1、ツール形式:BT40、工具収納本数:40本。
樹脂用エンドミルは深溝加工やザグリ加工に対応するため、工具径φ4とφ6で刃長30㎜を標準ラインアップ。刃先形状を工夫し、切削屑が溶着しにくく、高品位な加工を実現。従来では難しかったポケット加工の小コーナーR取りも可能だ。

同社担当者は「当社売上の4割は樹脂加工向けで、昨今、自動車や電子・半導体関連の樹脂加工が増加しており、今後もシリーズの拡充を見据える」と樹脂加工分野の強化を進める考えだ。NCP5000は10月に開催されるメカトロテックジャパンで展示する予定。
日本産機新聞 2025年8月5日号
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