2024年11月21日(木)

業界団体 年頭所感

PART01:日本機械工具工業会  田中 徹也会長「デジタル化技術を進化」 
PART02:日本工作機械工業会  稲葉 善治会長「業界一丸で次の一歩」
PART03:日本工作機器工業会  寺町 彰博会長「変化に即応、モアベター優先」
PART04:日本精密測定機器工業会  吉田 均会長「世界での活躍を支援」
PART05:日本精密機械工業会  髙松 喜与志会長「生産性向上のチャンス」
PART06:日本フルードパワー工業会  安藤 毅会長「社会課題に応える活動も」
PART07:日本工作機械輸入協会  井元  英裕会長「コロナ禍からの復活」
PART08:全国作業工具工業組合  地引 俊爲理事長「『手間』を惜しまない」
PART09:全日本機械工具商連合会  坂井 俊司会長「自動車電動化加速に対応」
PART10:東京都機械工具商業協同組合  山田 雅英理事長「組合の存在価値を発揮」
PART11:愛知県機械工具商業協同組合  水谷 隆彦理事長「一致団結して業界発展を」
PART12:大阪械器具卸商協同組合 中山 哲也理事長 「数値目標に能力目標プラス」
PART13:京都府機械工具商業協同組合  阪ノ下 勝理事長「今年、100周年」
PART14:日本工作機械販売協会  依田 智樹会長「新しい成長の礎になる年に」
PART15:大阪機械卸業団地協同組合  赤澤 正道理事長「入札システムをリニューアル」

PART01

日本機械工具工業会  田中 徹也会長「デジタル化技術を進化」 

日本機械工具工業会(JTA)は2020年の8月を底に回復を続け、年度見通しは4550億円(対前年比123%)となっております。

22年の経済環境は引き続き回復基調で、コロナ禍による行動制限が緩和されリアルなビジネスが昨年以上に進むと思います。11月にはJIMTOF2022も4年ぶりにリアルで開催される見込みで、ものづくり産業全体の活性化が期待されます。しかし全てがコロナ前に戻るのではなく、コロナ禍の中で進んだデジタル化技術は今後も進化させ、ビジネススタイルも変化していく必要があると考えます。一方で今年は半導体の供給問題、資源・エネルギー価格の上昇、物流の停滞、中国における電力供給問題、世界各国での急激なインフレ率の上昇など多くのリスク要因があり楽観視は出来ないものと思います。

またCOP26において、我が国も50年カーボンニュートラルを表明しています。まずは30年に向けた国の政策対応のポイントとして、我々産業部門はエネルギー消費原単位の改善を促すベンチマーク指標や目標値の見直し、「省エネ技術戦略」の改定による省エネ技術開発・導入支援の強化などに取り組むこととなっています。当業界としても重要な社会的使命として認識し実行していく必要があると考えます。

PART02

日本工作機械工業会  稲葉 善治会長「業界一丸で次の一歩」

2021年の工作機械受注について、9月に1兆4500億円前後に達すると上方修正致しましたが、1兆5000億円を上回る勢いです。

工作機械業界を取り巻く環境は、技術面においてはAIの進化による音声認識や温度補正などの機能の実現や、5Gの普及により高速・大容量通信によるDX活用が期待されます。また、Additive Manufacturing技術の進化、ロボット技術との融合による自動化・省人化技術による生産技術革新も加速しております。環境分野では、わが国製造業においても50年カーボンニュートラルへの対応が求められます。一方で、通商環境は複雑化しており、経済安全保障への対応が必要となっております。これらの変化に柔軟に対処し、あらゆる技術を進化・発展させて、世界の製造業の発展に貢献して参ります。

JIMTOFは我が国工作機械産業の最大のイベントです。今回で60周年を迎えるJIMTOF 2022は、11月に東京ビッグサイトにて、東・西展示棟に南展示棟を加え過去最大規模で開催致します。ユーザーの皆様に向けて世界最先端の工作機械技術・製品を発信して参ります。また企画展示や全国から学生を招待して「工作機械トップセミナー」の開催を通じて、工作機械産業の魅力を社会に伝えて参ります。

当会は、昨年12月1日に創立70周年を迎えました。2022年は、未来に向けて業界一丸となり次の一歩を踏み出して参ります。

PART03

日本工作機器工業会  寺町 彰博会長「変化に即応、モアベター優先」

新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、通常であれば5年程度かけて起きる変革を一気にもたらしたように感じています。例えば、リモートワーク・オンライン学習の広がりによる半導体関連の需要の拡大、非対面のニーズの高まりによる自動化関連の需要の裾野の拡大、そして環境面では自動車業界がEV化へと本格的に舵を切るなど、私たちの事業を取り巻く環境に劇的な変化をもたらすとともに、ビジネスチャンスは拡大しています。私たちは急激な変化に怯むことなく対応し、これらの新たなチャンスをしっかりと掴む努力をしなくてはなりません。さらに、インダストリー4.0やIoT、それらを支える5Gが着実に進展する中、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推し進め、会社の組織形態や制度、人材育成、そして製品やサービスまであらゆる領域を見直していかなければならないと考えます。

事業を取り巻く環境が目まぐるしく変化する時代、私たちに求められることは、変化に即応し、ベストよりモアベターを優先し実行するスピードを上げること、これに尽きるのではないでしょうか。良いと思ったら早く実行に移して結論を出し、修正点があればより良くする、これを繰り返してこそ激しい変化に即応しチャンスを掴むことができると考えます。

当工業会としましても、会員の皆様と強い信念を共有すると共に、新たなものを徹底的に開発、提案し、業界の発展に寄与してまいる所存です。

PART04

日本精密測定機器工業会  吉田 均会長「世界での活躍を支援」

平素より当工業会の活動に深いご理解とご支援、ご指導を賜わり、厚くお礼申し上げます。

昨年もコロナ禍に振り回された一年ではありましたが、ワクチン効果もあって、昨年秋以降の日本は、かなり収束してきています。このまま落ち着いてくれることを心から祈る次第です。

さて、モノづくり産業においても、昨年の春以降、かなり力強さも戻り、生産量も順調に増えています。

今年の予想ですが、回復への動きがより鮮明になることは間違いありません。加えて、これまで止まっていた設備の更新需要も再開することでしょう。

近年、モノづくり産業からは品質の作りこみに対する要求から、現場での測定ニーズが一層高まっています。

当工業会としても測定機メーカーへの支援を通し、日本のモノづくりが世界で活躍できるよう、バックアップして行きたいと考えております。

PART05

日本精密機械工業会  髙松 喜与志会長「生産性向上のチャンス」

昨年は私の属する製造業では半導体など部品の不足、鉄をはじめとする原材料の高騰、輸出のコンテナ不足高騰、原油の高騰など、値上がりと原料不足が続きました。色々な原因があるのでしょうが基本的には、〝需要と供給〟の需要が多いからでしょう。実感はありませんが、景気は良かったと言うことだと思います。なぜ実感が無いのか?私は、給与が上がらないからだと思います。

我が社には海外に子会社が8社ありますが、どの国でもGDPの伸び以上に給与は上がっており、日本との違いを痛感しています。原材料の値上がりを改善で吸収する事はとても大切ですが、価格転嫁して改善の努力分は利益と社員の給与UPに使えばどうでしょうか?

政府は安倍政権の時代からデフレ脱却を謳っていました。岸田総理は企業に3%程度の給与UPをお願いしています。原料価格の上がっている今が価格転嫁、デフレ脱却、そして日本の低い生産性を上げるチャンスだと思います。これを機会に私も生産性向上に頑張って行こうと思います。

コロナ禍で疲弊した社会を乗り越えた知恵で今後益々素晴らしい社会を築き上げていける様に努力していきたいものです。

PART06

日本フルードパワー工業会  安藤 毅会長「社会課題に応える活動も」

昨年は、日米で新政権が発足するなど国内外で様々な出来事がありました。特に経済面では、全世界に広まったコロナ禍の中で、世界的な原油・資源の高騰、半導体不足などが起こり、企業行動にも大きな制約がかかりました。

このような状況下でも、海外市場、特に中国市場の回復拡大などを受け、当業界の昨年の出荷額予想は、約25%増の9300億円程度と回復基調にあります。

昨年10月に実施させて頂いたIFPEX2021では、今後のカーボンニュートラル社会を見据え、「新たな時代に向けた挑戦」と題し、「地球環境とものづくりに貢献するフルードパワー」を広く紹介しました。

本年も工業会として、生産性の向上や競争力強化に資するのみならず、環境、エネルギー、デジタルトランスフォーメーション、SDGs等、我々が抱える様々な社会課題に応える業界団体活動も企画し、更なる業界の発展に尽力する所存です。

PART07

日本工作機械輸入協会  井元  英裕会長「コロナ禍からの復活」

2021年輸入工作機械は、後半こそ受注は回復基調となりましたが、売上では元々長めである納期に加えて、半導体不足による納期遅延、輸送コストの高騰、又海外取引先との人的交流が皆無となりサポートが受けられない状況などが重なり、スムーズな納入検収が出来ない状態でした。工作機械輸出入の業界には本当に厳しい一年で有ったと思います。

こういった状況下でも、力強く前進する関連企業、会員企業様の姿には感銘し、力付けられました。

22年、コロナ禍の影響は国内において限定的になったとしても、世界中でコロナ禍が収束しなければ従来と同じ環境に戻る事は無いと思われます。

我々はこの状況のマイナス面ばかりを見るのではなく、コロナ禍で否応なく使われ始めたWEBのコミュニケーション、VRを使った情報伝達技術、ビジネスのデジタル化などを積極的に進めてプラスに転化して行く必要が有るかと思います。すなわち、海外との技術の交流が仕事である我々が、実際の人の動き無くしてそれを補う、もしくはさらに先に進めて行かなくてはならない年となる事と思います。

PART08

全国作業工具工業組合  地引 俊爲理事長「『手間』を惜しまない」

二年に亘るコロナ禍により私たちの日常は一変しました。しかし変わってしまった日常が元に戻ることはなく「ニューノーマル」が当たり前になりつつあります。

順応性とは恐ろしいもので、こうして人間の考え方も新たな技術も、変化、進化し定着していくのでしょうね。

でも不思議なもので、人や技術が進化するにつれ、それに逆行するかのように古いモノが見直されるようになります。

近頃ブームの「昭和・平成レトロ」。人間の考え方がどんどん合理的になり、技術の進歩によって効率化が進むと、非合理で非効率なものが愛おしく思えてきます。

高性能のスマホカメラがあるのに、レンズ付きフィルムで写真を撮ったり、高音質のネット配信ではなく、レコードやカセットで音楽を楽しんだり。

様々なことが合理的で効率的になると「手間」をかけることが逆に贅沢な楽しみになるのは面白いことです。

モノづくりも合理化、効率化を進めるだけでなく、「手間」が「味」のある個性を生みだすので、味付けに「手間」を惜しまないモノづくりを心掛けたいものです。

PART09

全日本機械工具商連合会  坂井 俊司会長「自動車電動化加速に対応」

昨年10月にニュースダイジェスト社様主催でメカトロテックジャパン2021が開催されました。感染の収束がなかなか見えない中での開催準備にはご苦労もあったと思いますが、機械工具業界では2年近く本格的なリアルの展示会がなかったこともあり、コロナ前を彷彿させる大変盛況な展示会でした。コロナ禍で営業もプレゼンテーションの方法もWEBを活用したスタイルが取り入れられてきましたが、やはり現物を見ての説明、顔を合わせての商談もやはり大切であると改めて認識させられたのではないでしょうか。

このコロナ禍で機械工具業界にとって大きな課題はカーボンニュートラルとそれに伴う自動車の電動化加速への対応です。地球温暖化への対策は急務であり世界各国は勿論、あらゆる業界、企業も責任をもって対応する必要があります。

そのなかでも機械工具業界は自動車産業への依存度が高く、自動車の電動化の問題は元来よりその対応を検討していかなければなりません。そのためには、各組合の会社様においても将来に向けて新たな取り組みが必要ではないかと感じています。今現在の生産活動が活発な中で新たな取り組みを行うことは大変かもしれませんが、組合活動を通しての啓蒙活動や情報交換で何かきっかけができればと思います。

PART10

東京都機械工具商業協同組合  山田 雅英理事長「組合の存在価値を発揮」

世界中で問題視されている貧富の格差のさらなる広がりを含め、既存の資本主義体制の揺らぎを意識せざるを得ません。協同組合は資本主義の矛盾を止揚するために成立したという歴史を踏まえれば、今こそが協同組合が存在価値を発揮すべき時と考えます。

実際、複合化し有機的に絡み合い且つ細分化された市場を相手に、我々機械工具商が単独で情報収集し事業を続けることは並大抵の事ではありません。個々の知恵と力を持ち寄り、集団で対処せざるを得ない問題も多々あろうと推測する次第です。今後重視すべきキーワードは、DX化・SDGs・働き方改革などいくつかございます。

東機工はDXについて、昨年よりファクトリーサイエンティスト協会様とのコラボレーションを模索しており、今年は何らかの枠組みを現したいと存じます。SDGsについては、各工作機械メーカー様が脱炭素の王道と捉え邁進されている、工程集約に寄与できる能力が機械工具商にも求められます。また、設備・機器・工具等の高寿命化も、この環境重視の流れに沿うもので有ります。働き方改革を含め、これら重要なテーマに関しては、随時有益なリアルまたはオンラインの勉強会を開催し、事情が許せば実際に足を運ぶ見学により、知見を組合員で共有致したく存じます。

PART11

愛知県機械工具商業協同組合  水谷 隆彦理事長「一致団結して業界発展を」

昨年10月に行われた当組合最大事業「メカトロテックジャパン2021」は成功裏に終えることが出来ました。心より感謝申し上げる次第です。

そして今年、6月30日から7月2日の3日間、セントレアの「Aichi Sky Expo」にて、新企画「ロボットテクノロジージャパン2022」を行います。他業種に渡る生産現場で、拡大する自動化需要に応える産業用ロボット、最新自動化システムの展示会です。

MECT展に加えて時代の要請に応える初めての試みだけに、是非成功させたく、万全の態勢で臨みます。

また10月には「全機工連愛知大会」を行うべく準備を進めております。全国からお越し頂ける皆様に、どのような形で参加して頂けるか鋭意模索中です。

ご参加をお声掛け致しますその節には、どうぞよろしくお願い申し上げます。

その為にも、1月恒例の賀詞交歓会(昨年は中止)は「愛機工組合9支部合同新年会」と名前・趣旨を変えて19日に行うことと致しました。メーカー・賛助会員様とのご挨拶の機会は別に改めて設けさせて頂くこととし、愛機工組合9支部正会員の顔合わせと、その結束を深める機会になればと考えました。

この変化の只中においても、一致団結して業界の発展に努めてまいりたく思います。

PART12

大阪械器具卸商協同組合 中山 哲也理事長 「数値目標に能力目標プラス」

企業経営でもっとも重視されているものは、P/Lベースでは「売上高」「販管費」そして「利益」があり、B/Sベースでは「自己資本率」「たな卸商品回転率」「総資産経常利益率(ROA)」「自己資本当期純利益率(ROE)」があり、いずれも「数値目標」と言われるものです。これに対して、「能力目標」というのは、「こんなサービスのできる会社になりたい」「こんな能力を持った会社になりたい」、このように実体で表す目標を「能力目標」だと考えています。

数値目標の最大の欠点は「お客様不在」であるということです。「数値目標」はすべて社内数字、お客様に視線を当てた数字など何一つありません。

一方、「能力目標」というものは、お客様に視線を向けたものが多いのではないでしょうか。

「どんな会社になりたいか」「どんな会社であるべきか」常日頃よりこのようなことにも思いをめぐらせて、一つひとつ実現させていくと、想定外の事態にも対応力が増している気がします。

今年はいつもの「数値目標」に「能力目標」を加えて頂き、より完成度の高い企業づくりに取り組まれる一年になることを祈ります。

大機器協としましても、組合活動をそろそろ正常に戻していきたいと考えております。その時々の状況を見ての判断とはなりますが、原則開催、リアルに舵を切りたいと思います。会員の皆さまが心待ちにしていただけるような企画を準備します。

PART13

京都府機械工具商業協同組合  阪ノ下 勝理事長「今年、100周年」

我々の業界に直接関係のある深刻な物不足・石油をはじめとする原材料価格の高騰・特に電子部品不足による制御系の部品の納期遅延が営業活動に大きな障害となっています。物不足は我々販売業にとって如何ともしがたいマイナス要因です。数万円のシーケンサーが入荷しないために数千万円の装置が出荷できず、財務が圧迫され大変お困りの製作所も出てきているのも事実です。

我々を取り巻く環境は今年も大変厳しくなりますが、組合員が知恵を絞り生き残りをかけ戦って行かなくてはなりません。

コロナが流行りだしてそろそろ2年が経とうとしています。コロナのようなウイルスは100年に1度出現しますが2年で終息してきたようです。100年前のように終息後は大好景気がきますことを期待し、皆様と共に歩んで行きたいと思っております。

京都府機械工具商業協同組合は今年100周年を迎えます。コロナ禍なので、どのような形でお披露目できるかわかりませんが、組合を作って頂いた先代・先先代、支えて頂いたお得意様・仕入先の皆様にはずかしくないようにこれからも組合運営をしてまいります。

PART14

日本工作機械販売協会  依田 智樹会長「新しい成長の礎になる年に」

昨年はコロナをはじめ様々な困難への対応に明け暮れた「我慢の年」でした。

働き方や生活様式が大きく変わり、Web会議やテレワークでデジタル技術の利便性を認識した一方で、リアルの価値にも気付かされました。

一方、資源価格の高騰、サプライチェーンの混乱、米中対立や中国の景気減速等、政治・経済・社会の不安定要因が顕在化して来ました。

また、世界中が地球温暖化に危機感を抱き「脱炭素」に向けて舵を切り始め、「グリーン投資」に目を向け、SDGs経営が企業の持続的成長に必須な世の中になって来ました。これまでの経済成長路線一筋から環境への配慮や富の分配が大事との考え方に変わりつつあります。こうした世の中の変化に日本もうまく対応し、成長と適正な分配を達成する舵取りが求められます。

今年は壬寅。寅年は新しい時代への転換点になると言われています。2年間続いたコロナ禍から復元し、芽吹き始め、新しい成長の礎になる年になることを願っております。

PART15

大阪機械卸業団地協同組合  赤澤 正道理事長「入札システムをリニューアル」

機械団地では昨年11月に自然災害や感染症等が発生した時に取り組む「連携事業継続力強化計画」の認定を国から受けました。既に防災マップの作成や災害時の避難場所としての組合会館に非常食等の備蓄品を備えるなどを行っていますが、更に一層、防災・減災に取り組んで参ります。

また、毎年4回開催している「機械工具入札会」においては、ユーザーの利便性を考慮しシステムデザインをリニューアルすると同時に毎回5千点を超える出品商品の検索手法を従来の「言葉によるキーワード検索」に加え、新たに商品の「画像」が似たモノを検索できる「画像特徴ベクトル検索システム」を業界で初めてシステム化しました。ユーザーにも組合員とっても大きなメリットがあり、今後入札会の検索システムの目玉になると期待しています。是非一度、開催期間中に検索してみて下さい。

機械団地は工作機械・機械工具・鋲螺・部品等の専門商社100社が集まるマシン&ツールの国内最大規模を誇る一大流通拠点として、今後も「機械団地に行けば生産財に関することなら何でも揃い、何でも相談できる」をモットーに “力”を結集してまいります。

日本産機新聞 2022年1月5日

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