2025年9月14日(日)

ふぁいと !!〜機械工具業界で活躍する女性たち〜
サンコーインダストリー 東京支店総務部 平岡 絢子さん

入社希望の学生を増したい

 自宅でも自室でいることはほとんどないそうで、「人と話しをするのが好き」。また「結婚しても横浜を離れたくなかった」というほど、地元横浜が好き。2012年入社、神奈川県横浜市出身、青山学院女子短期大学卒、27歳。

 採用前の社内見学会で職場の雰囲気が良かったため、東京支店が自宅のある横浜から遠いにもかかわらず、「ここで働きたい」と即断。ねじをよく知っているわけではなかったが、「世の中でたくさん使われているし、安定している業界というのも魅力だった」。

 現在は東京支店90人の業務を4人で支える総務部の所属。仕事の幅は広く、採用活動も主な業務で、大学の就職課を定期的に訪問するなど関係強化を図っている。

 今は面接に参加することもあるそうで「緊張している学生も多いので、しゃべりかけるなど話しやすい雰囲気を作る」ことを心掛けているという。

 8年目に入ったばかりだが、後輩2人を預かる立場。「後輩に色んな仕事を覚えてもらって成長してもらうのが一番。私もいろんなことを覚えて、上司の手助けができれば」と話す。今の喜びは自身がそうだったように「『サンコーインダストリーに入りたい』って思ってもらえる学生が一人でも増えればうれしいですね」。

 

日本産機新聞 2019年10月17日

[ ふぁいと!! ][ インタビュー ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

ハイウィン 林  育志副社長「DD方式ロータリーテーブル拡販」【特集:メーカートップインタビュー】

工作機械の市場開拓も 昨年を振り返って。 工作機械やロボットなどFA関連の設備投資は低迷したが、昨年後半は半導体産業でAIやHPC向けの先端半導体向け設備が上向き、日本にも好影響で、今年上半期の売上は前年同期比20%増と […]

恊育歯車工業 井田  斉昭社長「ユーザーとの接点増やす」【特集:メーカートップインタビュー】

販売店と共同で展示会も 今年注力することは。 販売店や代理店と協力しながら、ユーザーとの接点を増やしていく。狙いはもっとユーザーのニーズを探るためだ。当社のお客様は最終ユーザーであり、販売店や代理店はパートナーだと考えて […]

加茂精工 今瀬  玄太社長「5カ年中期ビジョンを策定」【特集:メーカートップインタビュー】

5カ年中期ビジョンを策定 現状について。 ウクライナ紛争やトランプ関税などの影響で、工作機械やロボットなど設備投資計画は後ろ倒しになっているが、解消されれば、動き出す企業も増えると見ている。 今年の取り組みは。 主力であ […]

トピックス

関連サイト