2025年11月25日(火)

売上高4%増109億円
テヅカ

19年3月期決算 機械、測定が好調

 テヅカ(東京都大田区、03・3766・6011)は、2019年3月期の売上高が前年同期比4%増の109億円だったと発表した。主力の切削工具は微増だったが、測定、工作機械、電動工具などが好調に推移した。20年3月期は前年同期比4・5%増の114億円を見込む。

 5月28日に長野県北佐久郡の軽井沢プリンスホテルウエストで開いた仕入先メーカーのMTA会で報告した。工作機械が19%増と大幅に伸び、ツーリングなどの補用品も12・2%増となった。測定機器も7・7%増えたが、主力の切削工具は年明け以降停滞し、2・4%の伸びにとどまった。

 20年度の方針について、三橋誠社長は活動テーマを、今年創業110年を迎えることから「次世代へ 繋げテヅカの伝統を110年」としたと発表した。続いて、剣持芳一常務取締役が営業方針を説明。主力の切削工具の売り上げ拡大に注力していくことや、機械商社への全社一丸となった営業活動、営業進捗や実績管理の強化、若手営業の育成などを報告した。こうした施策を通じて、20年3月期は売上高4・5%増の114億円を目指す。

日本産機新聞 2019年6月5日

[ ニュース ][ 商社 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

工作機械 25年9月度受注 11%増の1391億円を記録

内需は自動車の不調続く 日本工作機械工業会(日工会、坂元繁友会長・芝浦機械社長)はこのほど、2025年9月の工作機械受注額が前年同月比11%増の1391億4600万円になったと発表。7カ月連続で1200億円を超えた。 内 […]

日本機械工具工業会  25年度生産額の見通しを下方修正

期初予想から0・8%減の4802億円 日本機械工具工業会(佐橋稔之会長・住友電気工業常務)は2025年度の生産額見通しを6月に発表した期初予想から0・8%減の4802億円(前年度比1・7%増)に下方修正した。前年度比では […]

機械工具上場商社 2025年4-9月決算

自動化需要さらに増加 機械工具上場商社の2025年4—9月期決算(トラスコ中山、フルサト・マルカホールディングスは1—9月期、NaITOは3—8月期)が出揃った。自動車の設備投資が依然として鈍いが、人手不足を背景に増加す […]

トピックス

関連サイト