2026年6月14日(日)

NTKカッティングツールズ 牧野  圭祐社長「新製品約20種を発売予定」【特集:メーカートップインタビュー】

FSWのトップランナーに

牧野  圭祐社長

昨年を振り返って。

念願だったR&D投資を強化し、昨年は新製品8種類を投入した。一部製品で納期遅延が起こり、ご迷惑をおかけしたが、今期は課題解決しながら新たな需要の獲得を目指す。

今期の取り組みは。

引き続きR&D投資を継続し、今期は新製品約20種を販売する予定で、ステンレスや耐熱合金向けのNTK650やTMVブレーカのラインアップ拡充、テグテック製品の耐熱合金加工用チップ(コーティング)やギヤ加工ソリューションの強化ほか、シチズンマシナリーとアルプスツールの3社で開発した自動旋盤向けのN‐Swiss CAPクイックチェンジツールはコンパクト設計かつワンタッチで工具交換ができる画期的な製品で、課題である工具交換の時間短縮に貢献したい。

需要が期待されるFSW(摩擦攪拌接合)は。

EV化でアルミ部品の接合にFSWが注目されており、高融点用にセラミックツール、低融点金属用に超硬ツールも追加ラインアップした。社内テクニカルセンターで5軸加工などテスト加工も重ねた結果、加工ノウハウも蓄積している。今後は機械メーカーとも連携し、ユーザーに加工条件も含めた提案強化でFSW分野のトップランナー企業を目指す。

製品の拡販戦略は。

営業技術を増員したことでテスト加工の案件も増加した。今年はMECTなど大型展示会のみならず、販売店など地域の展示会にも積極的に出展し需要の獲得に注力する。テグテック製品も代理店や販売店への講習会など販売支援を強化しながら、社内では営業支援ツールを活用し、既存だけでなく新規開拓を図る。

工場移転の構想も。

3年後をメドに愛知県犬山市に新本社工場を建設する計画だ。自動化や工程集約など生産体制の刷新、テクニカルセンターの充実を図り、飛躍の準備を整えている。そのためにも今期は二桁増を目標に、社員一丸となって邁進していく。

日本産機新聞2025年8月20日号

[ トップインタビュー ][ 切削工具 ][ 日本産機新聞 ][ 特集 ] カテゴリの関連記事

ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2026 産業ロボと自動化システムの新技術の祭典が開幕 注目の出展製品も紹介!

産業用ロボットと自動化システムの専門展「ROBOT TECHNOLOGY JAPAN(ロボットテクノロジージャパン、RTJ)2026」(主催:ニュースダイジェスト社、共催:愛知県機械工具商業協同組合)が6月11~13日の […]

ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2026 注目10社の出展製品

エヌティーツール 小間番号:D55 主な出展製品:刃先測定機「EDGE-Scopion」(参考出品)、全自動プリセットシステム「Raptor」。 特長・見どころ:『プリセッターを活用した無人・省人化の提案』をテーマに、工 […]

目的と意味を伝えて納得のコミュニケーションを【現場考】

学生時代の部活動などで理不尽な思いを抱いた人は少なくないだろう。前時代的だが、自身の経験でも「延々と走れ」とか「全員が目標をクリアできなかったからやり直し」など「なぜ?」と思うことは少なからずあった。そして大抵の場合、そ […]

トピックス

関連サイト