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トラスコ中山 最大規模の物流センター「プラネット愛知」が稼働
100万アイテムの在庫へ
トラスコ中山は同社最大となる物流センター「プラネット愛知」を5月18日に本格稼働させる。在庫アイテムは62万点、在庫金額85億円からスタートし、2030年をめどに在庫を100万点以上に引き上げる。最新の物流機器を多数導入し、在庫の拡充に加え、ユーザーへの直送サービス「ユーチョク」や複数の商品を一回でまとめて送る「ニアワセ」などの機能を強化する。中部エリアの顧客を中心に出荷対応力を高め、利便性の向上につなげる。

「プラネット愛知」は、愛知県北名古屋市に位置し、一宮ICから約10分の場所に設けた。敷地面積4万1634㎡、延床面積8万9162㎡の4階建てで、建屋や物流機器など合わせて、300億円を投資した。延べ床面積ではこれまで最大だった「プラネット埼玉」に比べ2倍の広さで、過去最大規模になる。
在庫拡充のために最新の物流機器を多数投入。高密度ロボット収納システム「オートストア」には、32万点の在庫を格納する。ロボットが棚を自由に移動し、ピッキングを高速で行う3次元高速ピッキングシステム「スカイポッド」を初めて導入し、10万点超のアイテムの出荷効率を高める。

近年、同社が強化している「ユーチョク」や「ニアワセ」機能も強化する。1時間当たり8000個のオリコンを荷合わせできるステーションや、高速自動梱包ライン「Ⅰ-Pack」を4ライン設け、2880個/時間で梱包できる能力を確保した。
大容量の非常用発電機を設置したほか、屋上部には太陽光パネル3396枚を配置。免振装置を導入するなど、南海トラフ地震が起きても震度5強まで減災できるなど事業継続計画(BCP)に配慮した。
プラネット愛知がカバーするのは製造業が集積する中部エリアが中心。しかし、全国のプラネットにないロングテールのアイテムは全国に供給できる体制を整えた。
同社では、「物流を制するものは商流を制す」とし、在庫拡充や物流機能の強化を図ってきた。今回のプラネット愛知では30年に100万アイテム以上へ引き上げる計画。26年末には全社で790億円まで在庫を積み増すなど、継続して物流機能強化を図る。
日本産機新聞2026年5月5日号
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