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オーエスジーダイヤモンドツール 青山 拓磨社長「唯一無二のメーカーへ」【新社長に聞く】
製造と営業の両輪の同期を
オーエスジーグループでダイヤモンド工具事業の中核企業であるオーエスジーダイヤモンドツールの新社長に青山拓磨氏が就任。開発出身で、海外での技術営業・マネジメントで実績を積み、昨年7月に同社に着任。常務として製造改革に取り組み、今年2月から社長としての舵取りを担う。青山新社長に今後の取り組みについて話を聞いた。

–目指すのは。
世界で類を見ない「唯一無二の単結晶ダイヤモンド工具メーカー」になること。技術力もシェア・規模もトップを目指す。
技術面では研磨技術が基本となるが、様々なお客様の使い方に最適な技術提案・対応ができるように、製造技術の一層の向上が必要。当社の工具を適用できる領域を増やし、提案の幅を拡げる。
ダイヤモンドを加工するには、加工機精度や測定技術の高度化と、素材を熟知した匠の技が重要。匠の技をさらに磨くと共に、機械加工に置き換えて生産性を向上することも必要だ。匠の技の向上と自動化を両輪で進める。
–商品別に見ると。
ミリング工具は、昨年事業継承したマイクロダイヤモンドが業界トップであり、さらに強化したい。標準品ラインナップを拡充し、「明日手に入るダイヤモンド工具」を増やす。今春にバイト、エンドミルで3製品を発売する予定。これにより標準品が31品目になり、今年中に40品目まで増やす計画だ。
ドリルは、短納期対応力の強化がまず重要。0・1㎜の小径ドリルに対する要望が増えてきており、製造技術の確立が課題だ。
–設備投資も。
昨年7月に着任以来、製造の効率化を進めてきた。粗加工を研磨からワイヤ放電加工に変更するなど加工方法・工程改善に注力してきた。単結晶ダイヤの研削用にスカイフ盤を導入して成果があったので、今年追加導入(3台)を予定している。
鏡面加工に限らず要求精度はどんどん厳しくなっており、高精度エンドミルが必要になる。高精度化かつ自動化がテーマ。超高精度研磨機やPCD・CBN用研磨機の自動化について、オーエスジーなどと共同開発に取り組んでいる。いずれも早急に導入し稼働率向上を図る。
–営業強化は。
大切なのは、受注増と生産増強が同時に進むことだ。受注が増えても納期が長いとお客様に迷惑をかけることになる。そこで、責任ある受注増と生産増強を同期させることが必要と考える。
受注増には、先に述べた当社工具の適用領域と、ユーザー内シェアの拡大だ。オーエスジーグループは、世界33か国に拠点がある。Webやセミナーなど営業DXを活用して情報提供を行い、国内外のグループネットワークを活用して効率的に売り上げ増につなげる。新しい営業方法を試行錯誤しながら作り上げたい。今年は色々な挑戦をする年だ。
【青山新社長の略歴】
1980年2月18日生まれ、愛知県出身、46歳。岐阜大学工学部大学院機械システム工学科卒、英会話講師を経て2007年オーエスジー入社。
ドリル、エンドミル、インデキサブル工具の開発(7年間)を経てOSG USAへ。エンジニアリングマネージャー、副社長として9年間勤務した後、OSGベトナムの社長(2年半)を務め、昨年7月オーエスジーダイヤモンドツールの常務に就任。アメリカ・ベトナム時代にMBAも取得した。
好きな言葉は故大沢輝秀会長の「No.1は新しいことに挑戦して成果を上げた人、次は新しいことに挑戦したが失敗した人、次は現状維持で成果を上げた人、最下位は何も変えず成果もない人」。「古い殻を破るのはマネージャーの仕事」という。
趣味は、「昔はバンドを組んでいたが、今は仕事が趣味かな(笑)」。
日本産機新聞2026年5月5日号
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