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サンドビック・コロマント「ギアミリングに新提案」【特集:〜自動車産業〜提案したい技術はこれだ!】
ミリングカッター「CoroMill 172.2」
形状に応じてカスタマイズも可能
自動車部品では従来、専用機で加工しているものも多く、特定のワークを効率良く大量生産するために活用されてきたが、昨今、多品種少量生産のニーズが高まり、複合加工機やマシニングセンタなど工程集約する流れが加速。切削工具メーカーも新たな加工ソリューションを提案している。
サンドビック・コロマントは従来、農業機械用エンジンのシャフトやスプライン加工に用いられていたミリングカッター「CoroMill 172・2」を自動車産業向けとして展開を強化。自社でPTOシャフトや角型スプライン加工を行うユーザーに対し、固有のスプライン形状に応じて工具を製作(特殊対応)。プレス加工での製作でチップの品質を高めており、JIS B 1601など様々な規格に準拠した専用カッターを提供できる。
また、繰り返し精度の高いレールロック機構を採用し、荒加工~高精度な仕上げ加工まで活用可。2~4コーナ仕様で自由度も高く、材種GC1230採用で長寿命化及び鋼、ステンレス、難削材など幅広い材種に適応。カッター径は40/63㎜をラインアップし、導入が増えている複合加工機や標準CNC加工機など機械1台にギア加工を集約。ターニングセンタに回転工具ホルダを取り付けることで機械の生産性を高めることも可能で、従来のHSSカッターに比べ、加工速度を3~4倍、工具寿命を2・5倍に高めた事例もある。

ギア加工ソリューションの強化についてオートモティブギア・プロダクトソリューションマネージャーの瀬戸裕介氏は「国内でギアやスプライン加工専用工具に対するニーズは高く、加工課題も多い。当社ではスカイビング工具ほか、バリ取り、面取りなど様々なギア加工に対応した製品群を揃えており、多種多様な工作機械に適したソリューション提案を強化したい」と語る。すでにEUやインドでは採用実績も増えており、国内も農業機械メーカーを中心に引き合いが増えていることから自動車産業向けにも訴求する考えだ。
今後はサンドビック・コロマントセンター(名古屋)でセミナーを予定するなどユーザーへ認知度向上を図る。
日本産機新聞2026年2月5日号
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