2026年6月8日(月)

ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2026 注目10社の出展製品

エヌティーツール 小間番号:D55

プリセッターによる無人・省人化

主な出展製品:刃先測定機「EDGE-Scopion」(参考出品)、全自動プリセットシステム「Raptor」。

特長・見どころ:『プリセッターを活用した無人・省人化の提案』をテーマに、工具の測定、洗浄、管理の自動化を実現する最新ソリューションを展示。カメラと画像処理による刃先形状の非接触式自動測定技術や、ロボットと連携しホルダ脱着から洗浄、測定まで柔軟に自動化するシステムを紹介。

参考出品の「EDGE-Scopion」は、3つのカメラで多角度撮影と画像処理でドリル刃先形状を非接触で自動測定。20項目以上の寸法を高精度に判定し、工具品質の安定に貢献するほか、主軸回転を利用した高圧洗浄による切屑除去技術「Boost Master」なども提案する。

オーエスジー 小間番号:D24

ロボット加工に最適な工具・技術

主な出展製品:転造ダイス、工具管理DXツール「MONOlithbox」(写真)、硬脆材加工用工具「6C×OS
G」、セラミックス・ガラス加工用超硬ドリル「DIA-MXD」、2枚刃CBNボールエンドミル「CBN-FB2」。

特長・見どころ:オーエスジーブースでは、産業ロボットの構成部品である減速機、アクチュエーション機構に欠かせないボールねじ、ウォームギア部などを製作する転造工具や、微細・精密加工用の工具を展示する。

さらに、工具管理DXツール「MONOlithbox(モノリスボックス)」のデモ実演も行う。

「お客様の加工に合わせた最適な工具と技術を提案させていただきますので、オーエスジーブースへお気軽にお越しください」(同社担当者)。

オークマ 小間番号:D03

誰でも簡単に使える自動化

主な出展製品:複合加工機+ビルトインロボット「MULTUS B250ⅡARMROID」、CNC円筒研削盤+移動式協働ロボット「GP26W+OMR20」。

特長・見どころ:「安定して高精度に加工できる機械」と「誰でも簡単に使いこなせる自動化」をコンセプトに、工作機械とロボットを組み合わせた自動化ソリューションを提案する。

「MULTUS B250ⅡARMROID」では、シャフトワークとフランジワークを共通ハンドで搬送し、両ワークを混載した柔軟なストッカ運用を紹介する。

「GP26W+OMR20」では、重研削による加工時間短縮と高精度加工を両立しながら、ワーク変更に伴う段取り時間を削減し、省段取機能も展示する。生産量の変化に応じた柔軟な自動化を体感できる。

加茂精工 小間番号:E63

新製品「TLS・クリーン仕様」

主な出展製品:TCG(トロコイドカムギア)シリーズ、TLS(TCG潤滑供給システム)・クリーン仕様など。

特長・見どころ:高精度・高信頼性を特長とするラック&ピニオン駆動の最新技術を紹介。主力は、搬送・直動用途で実績を積み重ねてきた「TCGランナー」。高剛性、高耐久構造に加え、安定した走行性能を備えており、生産設備の高速化や高精度化に対応する製品と評価を獲得。

今回はさらに、新製品「TLS(TCG潤滑供給システム)」のクリーン仕様を発表予定。試行錯誤を重ね、最適化された構造設計と潤滑供給システムで、メンテナンス性とクリーン環境への適応を両立。半導体や電子部品をはじめとする用途展開を視野に入れ、TCGランナーとTLSを組み合わせた提案で直動機構における付加価値を提案。

コンバム 小間番号:D31

多様なハンドやエジェクタを披露

主な出展製品:荷物搬送用電動吸着ハンド「e・パレッチャー」、電動吸着ハンド「e・ハンド」、袋物吸着用小型ハンド、クラフト紙袋吸着用ハンド、小型多段エジェクタ、ウオッシャブルエジェクタ、パウチ開口パッドなど。

特長・見どころ:小型から大型まで真空エジェクタを展示し、吸着テストに対応するほか、半導体・食品・自動車など多様な業界に合わせた吸着パッドを展示する。

「e・パレッチャー」は、従来のエアレスハンド(電動吸着ハンド)を大型化し、重量物や段ボール箱の吸着搬送を可能にした。エア源不要で物流・製造現場の新たな自動化ニーズに対応する。このほかにも、ロボットハンドやパレタイズ用の「パレッチャー」、袋を吸着可能な「袋物吸着用小型ハンド」など、多様なハンドを展示する。

大喜産業 小間番号:F35

MiRによる工場内の自動化・省人化を提案

主な出展製品:MiR社製「MiR250HOOK」、OnRobot社「D:
PLOYを使用したCNCマシンテンディングシステム」、XELA Robotics社「uSkin(触覚センサー)」など。

特長・見どころ:業界最高レベルのSLAM技術を搭載したMiR社の牽引型自律走行ロボット「MiR250HOOK」で工場内の自動化・省人化を提案。

さらに、「ABB×OnRobot」によるCNC加工機のマシンテンディング(部品供給・取り出し)を実演。同システムはOnRobot社の「D:PLOY」を活用し、プログラムレス化で立ち上げ工数を大幅に削減できるほか、XELA Robotics社の正規代理店としてuAiソフトウェアと組み合わせた触覚センシングシステムも初展示する。

ダイドー 小間番号:E05

工場内の自動化をフィジカルAIで実現

主な出展製品:協働ロボット、ヒューマノイドロボット、自動倉庫、AGV/AMR。

特長・見どころ:フィジカルAIメーカーのAGIBOTと連携。ノードタスクからアプリ開発、基盤モデルへ統合しVLAを実現するための実証開発を進めている。ルールベース制御から、あらゆる工場内の工程を細分化し産学官・ベンチャー企業との共創で工場内自動化をフィジカルAIで実現する。人型ロボット「G2」は属人的だった複雑な工程を自律制御へ転換。ナビゲーターやオペレーター業務まで網羅する新たなFAの形を提案するほか、現場課題に即した実用的な自動化も展開。

「REALMAN ROBOTICS」による箱替えなど軽作業代替や7軸ロボットでの高難易度組付けなどデモ披露など技術の進化を展示する。

東亜精機工業 小間番号:E93

10㎏以下の小型軽量化を実現

主な出展製品:フェルカーボ仕様A軸ユリカゴ治具、標準イケール。

特長・見どころ:新素材の「フェルカーボ」を採用し、圧倒的な軽量化を実現した「A軸ユリカゴ治具」を出展する。最大の特長は、ベースやサポート部にフェルカーボを導入することで実現した「総重量10㎏以下」という驚異的な軽さだ。これにより小型マシニングセンタへの搭載も可能となる。

可搬重量の低い安価な小型ロボットでも運用できるため、自動化導入のコストとハードルを劇的に引き下げる。パレットグリッパーを搭載し、多関節ロボットによる高精度な自動段替えを提案する。さらに、創業102年の治具メーカーとして培った知見を凝縮した、東亜精機工業初の「標準イケール治具」も初公開。特注品の品質を標準品として再現する技術を披露する。

NaITO 小間番号:F47

AI活用の外観検査装置

主な出展製品:3次元AI外観検査装置「OptoComb AIC-R」、無線式タッチプローブ「RC-K3Ⅹ」、デジテルホワイトボード「ELMO Board」など。

特長・見どころ:「OptoComb AIC-R」は画像カメラ×AI×光コム3次元センサを組み合わせたワーク複数面の3次元定量検査が高速でできる外観検査装置。大型部品の外観検査自動化に貢献する。

「RC-K3Ⅹ」シリーズは工作機械やロボットで、ワークの芯出しや加工後の寸法測定をする国産のワイヤレス3次元タッチプローブ。「ELMO Board」は多機能かつシンプルで分かりやすいことをコンセプトに開発したホワイトデジタルボード。会議の効率化、現場作業の見える化に貢献する。

二村機器 小間番号:D34

掴み代不要の高精度一発加工

主な出展製品:ローリングセンター「NCF‐N型」、ワークドライビングセンター「BD/HD/DK型」。

特長・見どころ:従来のシャフト加工はチャックでワークを掴み、心押し側からセンターで支え加工するが、ワークドライビングセンターを使うと、爪がワーク端面に均等に把握。チャックの掴み代なしで端から端まで一発加工できるため、反転工程が不要となり、材料歩留まりの向上や精度の均一化を実現する。ケレーも使わず段取り性も向上し、アダプターによる簡易取付と交換爪対応で現場運用性も優れる。爪作動のBD型や油圧式のHD型、爪固定のDK型と用途に応じて選択。

さらにブースでは焼入れされたワークのハードターニング加工や研削加工のサイクルタイム削減や工程集約も提案する。

日本産機新聞2026年6月5日号

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