10月に新会社設立 三菱マテリアルとMOLDINOは切削工具の国内の販売事業を統合する。10月下旬に新会社を設立し、両社の販売部門を集約する。ブランドはそのまま継続し、営業拠点の効率化や営業ノウハウの共有化を進め、提案力 […]
コノエ・河野 裕社長「ウェブ受注で効率化」【特集:商社トップインタビュー】
掲載アイテム数も拡充

–昨年を振り返って。
鋲螺事業の工具販売や管材商材の拡充ほか、デジタル強化も順調に進み、前期の売上高は昨年比と同等ながら、営業利益は増益を確保できた。長年課題だった工具の販売も3億円を大きく超える成長を見せており、配管に関連する製品とのセット提案も進めている。
今期はイラン情勢悪化で樹脂やゴム製品への品不足が懸念されているが、現状欠品など影響はなく市場の見通しも明るい。引き続き、ネジ(鋲螺事業)を軸に、工具などプラスαの要素を加えた商社の付加価値を追求する。
–今年の取り組みは。
来年で創業75周年を迎えるにあたり、今期は販売を強化する上で組織体制を見直し、大阪・泉南営業所を九条営業所に統合。滋賀県や名古屋方面を担当している滋賀営業所管轄の一部も本社に集約し、新規顧客の開拓や効率化を図る。配達ルートも見直し、市場開拓が見込める九条周辺など重点地域を強化していく。
–デジタル化の推進も。
昨年本格化した『コノエオンラインショップ』によるウェブ受注が社員の頑張りで軌道に乗り、昨年4万行(品目数)を獲得した。今年も掲載アイテムの拡充を図るほか、手配品の掲載も拡充し、業務の効率化と機会損失の低減を図る。近い将来には全アイテムを掲載し、受発注における利便性向上やDMなどで新規顧客の開拓に努めたい。
–測量事業については。
デジタル化の流れが著しい測量業界向けに、新しくスキャナーターゲットの開発・販売を始めた。GPSを活用した測量のデジタル化が進んでいるものの、実際の現場との誤差があり、高精度な基準点測量に活用できる。何かと話題になる熊除けスプレーの販売も好調だ。
–今後の方向性は。
創業100年、売上高100億円を目指し、2030年をめどに新本社移転を進めるだけでなく、M&A計画も鋲螺事業とのシナジー効果を視野に今期中の進展を図りたい。
日本産機新聞2026年7月20日号
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