製造現場では人手不足や高齢化に加え、労働安全意識の高まりを背景に、安全対策への関心が一段と高まっている。転倒事故を防ぐ滑り止め技術や立ち仕事の疲労を軽減する技術など、メーカー各社は独自の発想で現場の安全性と作業環境改善に […]
カブト工業・片原 勇社長「コーティングを代替提案に」【特集:メーカートップインタビュー】
デジタル環境の構築へ

–直近の市況は。
今年上半期は回復基調に入り、自動車関連を中心にリピート需要もあり、需要は持ち直している。秋口以降もさらに本格的な需要回復が期待される。
一方で、従来とは異なる動きも見られ、複合加工機でセンター押しを活用するニーズが出ており、特殊センターへの引き合いが増加している。
–その背景には。
加工工程の効率化があり、両チャック仕様では掴み代を別工程で加工する必要があるため、センターを活用して一段取りで加工したいというニーズがある。当社の取替式センターは、摩耗時に先端交換だけで対応でき、ワーク変更にも柔軟に対応できる点が強みだ。
–今年の取り組みは。
超硬材料の価格上昇や供給不安を踏まえ、新たな選択肢にセンターヘッドに各種コーティングを活用した代替提案を進めており、回転センター向け、固定センター向けと用途に応じて使い分けを提案する。約1年間にわたりテスト加工を重ね、加工条件や寿命に関するノウハウも蓄積してきた。JIMTOFでは、その結果をもとにユーザーへテスト加工など訴求したい。
取替式を活かした先端焼入品の提案にも力を入れる。超硬ヘッドより交換頻度は増えるものの、短時間での交換が可能で、なによりコスト面でも大きなメリットがある。超硬材料の安定調達が難しくなる中、用途に応じた幅広い選択肢を用意することが重要だ。
–今後の展望は。
創業80周年を迎え、培ってきた技術を振り返るとともに、新たな成長に向けた取り組みを始める。その一つがDX推進で、生産現場だけでなく受発注や見積など間接業務のデジタル化で属人化していた業務の効率化を図る。AIを活用した業務改善にも取り組み、自社に適したデジタル環境を構築したい。将来はM&Aも視野に、国内外で拠点を拡大。技術力と市場対応力を高め、次の成長ステージへと踏み出す。
日本産機新聞2026年8月20日号
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高い滑り止め効果と簡単施工で転倒防止を訴求 人手不足や従業員の高齢化を背景に、労働安全への意識が高まる中、日本レヂボンが手掛ける「ノンスリップテープ」は転倒災害の防止に貢献するロングセラー製品だ。 同製品は裏面の離ケイ紙 […]






