ミスミグループ本社は4月から、自動販売機による間接材の調達コストを削減するサービスを開始した。ユーザーの工場に自動販売機を設置し、発注頻度の高い商品を中心に販売する。発注や在庫の手間、不正な商品の購入防止につなげる。間接 […]
和を以て活路を開く
フクダ精工 岩崎 秀明 社長
理解し合い能力を補完
企業は人が集まりできている。仕事への意欲が高い人、周囲と協調できる人、趣味に自分の世界を持っている人。仕事への感性、人生観、趣味趣向の異なる人が集まっている。
企業の競争力の源泉は、この多種多様な個性を持つ人財。個性が違うから、共に仕事に取り組む中で刺激し合う。その刺激が新たなものを生み出す。
当社は切削工具のメーカー。ユーザーニーズに応える工具を生み、効率良く安定した品質で造り、金属加工の現場にお届けする。そのプロセスの中で社員が刺激し合い、さらなる改善を図りたい。
その上で最も大切なのは社内のコミュニケーション。心の垣根を低くし、どんなことでも話せる人間関係をつくる。そして仲良しグループではなく、疑問をぶつけ合い切磋琢磨する関係を築くことだ。
そのためにまず笑顔でいること、そしてきちんと挨拶をすること。笑顔は相手の心の扉を開けるカギであり、挨拶はコミュニケーションの第一歩だ。笑顔と挨拶がなくて友好な関係構築はあり得ない。
そしてコミュニケーションによって互いの理解を深め、個性を生かす。それぞれの得意分野で能力を補完し相乗効果を出す。劣っている分野は優れた者から学び底上げする。そうすることで会社の力は伸びる。
年初にその一年の行動指針のテーマを掲げるが、今年は「平和」とした。相互理解、相互補完による和を以て新たな事業の創出、改善活動に取り組む。人の集まりである企業の魅力を最大限に引き出し、活路を開きたい。
日本産機新聞 平成30年(2018年)3月20日号
物流強化に動く卸商社 卸商社の機能として昔から言われる「人・モノ・金・情報」。中でも、近年は「モノ」である物流機能の強化に動く卸商社が増えている。 背景の一つには顕在化してきた「物流2024年問題」がある。いまや配送業者 […]
機器と電気の知見を融合 伝導機商社のタツタ(大阪市西区、06・6538・3131)が制御や電気関連に強い企業のグループになって1年半。社長に就いて約1年を経て、碓井克久社長は「それぞれの強みである機器と電気の知見を融合さ […]