失敗を許容できる空気が人材育成のヒント このコーナーを担当して管理職に課題や悩みをヒアリングするのが常になっている。最も多いのは育成や若手のサポートが難しいという声。管理職は40代以上が多く、昭和世代の上司に育成されてき […]
【事業方針】三共精機
グループ戦略で迅速に対応 海外展開も

営業のグループ化は大手ユーザーや分野別の担当グループを設け、営業所など地域ごとの営業の枠組みをやめ、グループ戦略に切り替えた形で情報交換など連携を取ることで、ユーザーの動向に対し迅速に対応していく。石川武社長は「ミーティングやテレビ会議などを用いて、各グループで目標を設定し、顧客に応じた営業活動を行う」と話すほか、新規顧客開拓なども積極的に行う。
また、昨年より始めたシステム事業は自動倉庫の管理や流通商社向けに販売管理システムなどを扱うシステムエンジニアリング業を強化、海外事業は今年7月、マレーシアに現地法人をつくるなど、海外展開も力を注ぐ。
同社は多様な人材採用、働き方改革を推進する。社員60人のうち外国人は6人、障害者や高齢者なども雇用しており、今期は退社時間18時30分(月残業時間20時間以内)を目指す。今期のテーマは「なすべきことを果たせ」。同社は2015~20年の中期経営計画を掲げており、今期を来期につなげる年と位置付けている。
日本産機新聞 平成29年(2017年)7月25日号
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
従来切削油と同等以上の加工性能を実現 環境負荷も大幅軽減 主に油圧装置の製造・販売を手掛けるユーテック(大阪府南河内郡、0721・984419)が従来の油性や水溶性の加工油に代わる新技術として、水性切削・研削液「アクアブ […]
精度と時短、無バリで両立 製造現場で人手不足対策やコスト削減、安全性などのニーズが高まる中、それに伴いバリが出にくい切削工具の普及も進む。加工後のバリ取りを無くすことで熟練技術者に依存しない体制や工程短縮を実現するほか、 […]






