2026年7月15日(水)

トップランナーモータ 規格改定控え、外販<昭和電機>

初年度目標3千台

昭和電機P

昭和電機(大阪府大東市、072・871・1061)は小ロットや特注品に特化してトップランナーモータの外販を開始した。これまで自社の送風機には同モータを搭載していたがモータ単体での販売はしていなかった。来年4月のトップランナーモータの義務付けを控え、ユーザーから販売を望む声も多く、市場性があると判断した。

 外販するのは0・75kW~3・7kWまでの2極と4極の8機種。販売開始に向け、送風機に搭載していた、陽極と陰極が2つある2極仕様に加えて、ポンプ業界など用途が広い4極仕様のトップランナーモータを開発し、ラインナップに加えた。
 受注は標準的なモータではなく、小ロットや特注品に特化する。納期は2週間程度を想定。片軸・両軸の対応や、耐熱クラスのアップ、軸端長さの変更、ULやCEマーキングなど、様々な特殊仕様に対応する。 
 来年4月から、モータメーカー各社は国際基準に準拠した高効率な「トップランナーモータ」しか販売できなくなる。このため、メーカー各社はトップランナーモータへの置き換えを促している。 
しかし、標準仕様のモータを主力とするメーカーは、特殊仕様などに対応できていないこともあり「特注品や小ロットのモータを求めるユーザーから引き合いが多かった」(田中雅規開発センター長)ため、モータ単独での販売に踏み切った。初年度は約3000台の販売を見込み、2017年には8000台の売上を目指す。 

日本産機新聞 平成26年(2014年)8月5日号

[ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

特集 成長する脆性材・樹脂・ゴム加工

機械や工具など技術開発が進む 直近、生成AIやデータセンターの投資が活発になり、半導体及び半導体製造装置の需要が急増。そのため、装置関連部材に活用される各種セラミックス(アルミナ、窒化アルミ、SiC)や石英ガラスなど脆性 […]

「技術で革新を作る」脆性材加工・トップ精工の取り組み【特集:成長する脆性材・樹脂・ゴム加工】

工具や治具も自社設計 「他社では加工が困難なセラミックスや石英ガラスなど難加工に取り組み、最適な工具・治具設計から加工条件まで確立しつつある」と語るのは中川翔太社長。2001年の設立以来、脆性材料の精密加工に特化し、マシ […]

「誰もが避ける道究める」樹脂加工・シティプラスチックの取り組み【特集:成長する脆性材・樹脂・ゴム加工】

大きさ、材質、量…全方位 半導体製造装置などの精密プラスチック部品を手掛けるシティプラスチックは今年3月、本社に6つ目の工場を新設した。これからも新棟を増やしていく計画で、これらの工場で約330台の工作機械をメーカー別に […]

トピックス

関連サイト