2026年10月29日(木)

AIロボットをもっと身近に 大阪で垣根を超えて技術を磨く勉強会

誰でもAIとロボットに触れ、語り合える場をつくろう——。8月20日、グランフロント大阪北館(大阪市北区)の関西電力エナレッジで「AIロボット持ち込み勉強会」が開かれた。会場にはロボットエンジニアから、ロボットを自作する個人まで幅広い顔ぶれが集まり、熱い意見を交わした。勉強会は東京、名古屋に続いて今回が3回目。オンラインと会場を合わせて124人が参加した。

この日はパナソニック、Thinker、関西電力の3社が登壇し、それぞれの取り組みを紹介したほか、スタートアップ企業や個人が持ち込んだロボットが並び、参加者は実物に見て触れて意見を交わした。

主催するのは「AI Robot Japan」。ugoやAlgomatic Dynamics、ABEJAなど、AIロボティクスに関わるスタートアップの有志が今年立ち上げた団体だ。「AIロボットで未来を創る」を掲げ、ハッカソンやポッドキャストなどを通じて技術や情報の発信に取り組む。

「参加は誰でもOK」と開かれた姿勢こそ、この勉強会の特長。同事務局は「専門分野の壁を越えて、初心者も実務者も一緒に手を動かせる場にしたい」と、門戸を広げる理由を話す。

近年はロボット分野でもフィジカルAIが注目されているが、技術が高度になるほど、専門分野の壁も高くなりがちだ。だからこそ、まずは実物を見て、触れて、話す。AIロボットを特別なものにせず、社会を巻き込んで広く発信に取り組む。

活動内容は各種SNSにて「#ai_robot_japan」と検索すると確認できる。次回の勉強会は10月16日、北海道で開催予定。事務局では参加者のほか、登壇企業も募る。

日本産機新聞2026年9月5日号

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