2026年11月5日(木)

ワーク交換の自動化【MECT2025総集編】

従来の大量生産型から変種変量生産に対応する動きが加速しており、中小ユーザーを中心に手軽かつ低価格で自動化を可能にする提案が求められている。MECTでは『ワーク交換の自動化』をテーマに、簡単に自動化・省人化を図る提案が多数披露された。

移動式協働ロボで誰でも簡単に設定(オークマ)

オークマは重研削可能なCNC円筒研削盤「GP26W」に、移動式協働ロボット「OMR20」を組み合わせた手軽かつコンパクトな自動化を披露。誰でも簡単にセットアップでき、ロボットによる自動化に慣れていないユーザーも導入しやすい。

ジグメーカーのナベヤは東京精密とコラボし、「測定用バイス付搬送パレットセット」を展示。コンパクトサイズのパレット交換で即測定開始が可能。パレットの位置決めは簡単着脱クランプを使用し、工具レスで脱着。外段取りを上手に活用することで1度の段取りで複数ワークの測定が可能。

パレット交換で即測定開始が可能(ナベヤ×東京精密) 

西部電機は油仕様ワイヤ放電加工機「M35LP」とロボットによるワーク自動交換を披露。ロボットが加工したワークをストッカーに戻し、新たなワークを機械にセット。プローブでワークのXYZ座標の傾きを測定し、傾きに応じてヘッドが傾き、ワイヤを自動結線して加工が始まる仕組みで、人手不足が深刻化する中小企業向けにパッケージでの販売を始めた。

マグネットチャックを手掛けるSun Aiは、エアー式マグネットチャック「SWL‐H190」を展示。エアーで磁力を自在にコントロールでき、様々な用途に対応可能な新しい形のマグネットチャック。1秒でワークのクランプを実現し、細穴放電加工機やワイヤ放電加工機に最適だ。

日本産機2025年12月5日号

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