アジア地域は歴代最高額を記録 日本工作機械工業会(日工会、坂元繁友会長・芝浦機械社長)はこのほど、2026年4月の工作機械受注額が前年同月比45・1%増の1889億6700万円になったと発表。先月の1934億7000万円 […]
monolyst FAX解析とWEB受注機能を新たに実装
商品情報管理システムを拡張
商品情報管理システム「monolyst(モノリスト)」を展開するスタートアップのmonolyst(東京都渋谷区、03・6683・4068)は、従来のシステムに付加できるFAX解析機能とWEB受注システムを新たにリリースした。同システムは、AIが紙カタログから製品情報を解析し、自動で商品マスタを作成するデジタルツール。今回実装された新機能はいずれもシステム内で操作を完結できる。属人的なアナログ作業を解消し、受注業務を効率化させる。

製造業の受注は紙FAXに依存し、注文書を目視で確認して基幹システムに手入力するのが一般的だったが、属人的なアナログ作業は誤入力や処理漏れを招きやすく、納期遅延や製造現場のライン停止につながるリスクがあった。
今回のFAX解析機能では、複合機で受信したFAXデータをシステムに転送し、AIが注文書を解析。得意先マスタや製品マスタと照合して会社名、品番、数量などの情報を自動で読み取る仕組みだ。解析後のデータは基幹システムに連携され、FAX受信から基幹システムへの転記まで1件あたり5分以上かかっていた受注処理の工数を最大9割削減できる。
得意先ごとに担当者を設定すれば、FAX到着時に自動通知が送られ、システム上で進捗情報を共有可能。FAXデータはクラウドで一元管理され、検索性の向上やペーパーレス化も促進する。
WEB受注システムでは、製品マスタをもとに販売先ごとの仕切り価格を反映した専用注文ページを作成する。販売先には招待メールで専用URLを送付するだけで、買い手は数量や納期などを入力すれば注文が完了し、受注情報は自動で基幹システムへ連携される。高額なEDIを導入せずに受注業務をデジタル化できるのも特長だ。
伊関洋介CEOは、「FAXの転記作業には多くの工数とコストがかかっていたが、新機能により受注処理にかかるリソースを営業や顧客対応といった付加価値業務へ転換できる。リモートの環境下でも受注対応が行える点も大きい」と説明する。
事業体制の強化に向けて3億円の資金調達を実施
同社は今回の機能実装と併せ、VCファンドのCoreline Venturesから総額3億円の資金調達を実施。今後は開発・販売・サポート体制を強化する方針だ。この10月には「ものづくりワールド大阪」への出展も予定しており、工具卸におけるフロント業務の効率化をさらに推進していく。
日本産機新聞 2025年7月20日号
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