2026年8月26日(水)

重切削から高速高能率加工まで –三菱重工工作機械 –

門形MC「MV-Bx」を発売

 三菱重工工作機械(滋賀県栗東市)は、門形マシニングセンタ「MV–Bxシリーズ」を開発し、9月1日から本格販売を開始した。人気の「MVR—Exシリーズ」に新たなシリーズを加え、高精度な面品位を実現する加工から一般部品加工、軽切削から重切削まで幅広い加工に対応できる製品ラインアップを実現する。発売したのはテーブル幅1.1mの「MV12Bx」と同1.5mの「MV16Bx」の2機種。

 「MVR—Exシリーズ」は、“立形マシニングセンタのテーブルには載らないサイズ(1.0~1.5m)のワークや、横中ぐり盤では段取りが面倒で加工効率が悪いワークを効率良く加工できる機械」をコンセプトに、低速域の重切削加工から超硬工具などによる高速高能率加工まで”あらゆる産業のあらゆる加工“に対応するハイコストパフォーマンス機となっている。

 最大の特長は、加工スペースを広く取りながら機械設置面積を減少させたこと。MV16Bxの機械設置面積は、現行のMVR25Exと比較して、約40%削減した。一方、テーブルサイズは最大1500×3260㎜としたことで、単位面積当たりの生産性を向上し、スペース効率と投資効率を高めている。さらに、MV16Bxはオプションで五面加工仕様も用意している。

 また、独自開発のIoT対応モニタリングシステムである三菱DIASCOPE(ディアスコープ)を搭載。機械運転中の稼働監視とリモートモニタリング機能での保守サービスが可能になる。

日本産機新聞 2020年9月20日

[ 工作機械 ][ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

特集 メーカートップインタビュー① 工作機械・切削工具メーカー各社に聞く今年注力すること

国内の製造業は人工知能(AI)普及によるデータセンターの需要拡大、造船業界の復活、航空宇宙・防衛産業など需要が沸き起こる一方、イラン情勢や中国との経済摩擦による原材料の高騰、供給不足など課題も浮き彫りになり、日本の製造業 […]

ブラザー工業・寺倉 達雄常務執行役員「5軸加工ソリューションの提案」【特集:メーカートップインタビュー】

欧州市場の開拓なども –現在の市場環境は。 国内の自動車産業の投資が力強さを欠く一方、半導体関連市場は活況だ。特に、AIデータセンター関連需要が伸びている。また、石英ガラスやセラミックス、樹脂加工など、加工対 […]

イスカルジャパン・岡田 一成代表「MAX OUTのコンセプトを浸透」【特集:メーカートップインタビュー】

最少資源で最大効果を創出 –今年注力することは。 依然として、素材の価格高騰が続く中、最少の資源で最大の効果を発揮する「MAX OUT/MAX VALUE」というコンセプトを推進していく。前提として、製品の「 […]

トピックス

関連サイト