2025年7月6日(日)

物流センターで意見交換 サンコーインダストリー/トラスコ中山

見学会に参加したトラスコ中山の皆さん
熱心に質問する中山社長

 サンコーインダストリー(大阪市西区、奥山淑英社長)は8月17日、トラスコ中山の中山哲也社長らを東大阪物流センターに招き、施設の見学と意見交換を行った。近春には、奥山社長がトラスコ中山のプラネット埼玉を訪問しており、両社は交流を深めている。

 サンコーインダストリーの東大阪物流センターは、ねじを中心に在庫22万点、126万アイテムを扱う同社最大の物流点拠点。5つの倉庫を持ち、1日に約2000社、30000行の受注に対応している。また、在庫や発送という物流機能に留まらず、メッキや加工、アッセンブリ、各種品質保証を行うなどのサービスを提供している。

 お互いの物流拠点の印象について、中山社長はねじの配送という細やかな業務を見学し、「バラで対応するなど細かい作業をこなせないとダメだと痛感した」と話した。一方、奥山社長は「物流拠点に発電施設を設けるなど、インフラとして機能を止めないという意思を感じた。我々もねじ業界のインフラとして止めないことをもっと意識していきたい」と述べた。

 今後について、中山社長は「生産現場に必要な商品を合理的に届けるのが我々の役目。ねじの要望が増えればサンコーインダストリーさんと協業しながら、その供給の機能を強化していきたい」と話した。

日本産機新聞 2020年9月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

裾野の広がり、多様な視点【現場考】

ギアチェンジは必要 日本能率協会の2023年の調査によると「管理職を目指したくない」と答えた一般社員の比率は77・3%で、5年前と比べ、5%も上昇したという。一般社員から見ると管理職が「魅力的ではない」と映るようだ。 「 […]

日伝  運搬支援ロボット「TugRos」を販売強化

資材の荷受け場などで人手不足に困っているが、プログラム設定が必要で高額な無人搬送車(AGV)や自律搬送ロボット(AMR)の導入に二の足を踏んでいる。そんなユーザーに今人気なのが、日伝(大阪市中央区、06・7637・700 […]

MECT2025 過去最高の524社が出展

メカトロテックジャパン2025を主催するニュースダイジェスト社(名古屋市千種区、052・732・2455)は6月5日、ポートメッセなごや(名古屋市港区)で出展者向けの説明会を開き、今回の出展者数は524社・団体、小間数は […]

トピックス

関連サイト