2026年10月8日(木)

【メーカートップインタビュー】エンシュウ副社長/鈴木  敦士氏「中小ユーザーを開拓」

自動化・省人化ノウハウが軸

エンシュウ副社長/鈴木  敦士氏

今年取組んでいること。

中小ユーザーの開拓だ。2020年に創業100周年を迎え、次の100年に向けてさらに成長するために、21年からの中期5カ年計画「チャレンジ500」では自動車以外の市場拡大を掲げた。

自動車業界で培った実績と自動化技術、IoTなどデジタル技術を活かして、中小ユーザーの自動化・省人化を支援することが当社の使命であり、それが日本のものづくりの裾野を強化することに繋がると考えている。

例えば、プログラムも治具も含めて簡単に自動化できる機械、あるいは標準的に自動化機能を織り込んだものなど。そのひとつが、立形マシニングセンタのX軸の動きを利用してガントリーローダーの動作をさせる「E‐Loader」だ。

今秋のJIMTOFでは、立形・横形マシニングセンタを各1機種を初披露する。ロボットメーカーと組んで共同展示も計画している。

レーザー加工機も強み。

当社のレーザー加工機は、溶接・焼入れ・肉盛りに対応。例えば、脱炭素化を掲げるユーザーは、高周波からレーザー焼入れに切り替えることで電力消費量を数分の1から数十分の1に削減できる。

エンシュウコネクティッドを設立。

自動車業界で培った自動化ノウハウと、高度なIoT技術を生かし、電機、医療などの異分野にも挑戦する。切削加工においては、当社製に限らず、他メーカーの機械、治具や工具も含めてトータルでインテグレートする。自動化からDXまで一気通貫で提供できる。

今後の活動は。

商社、販売店の皆さんの協力を得ながら、ユーザー1軒1軒の要望を具現化。その成功事例を全国に拡げていきたい。営業担当者は、各エリアに1カ月に2週間以上滞在。引き合い、受注が順調に拡大しており、拠点の再整備も視野に入れている。

人手不足が課題となっている今、「自動化・省人化のエンシュウ」に是非お声をかけて頂きたい。

日本産機新聞 2022年9月5日

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