2025年11月2日(日)

ダイジェット工業 生悦住望会長 お別れの会

別れを惜しむ

ダイジェット工業の会長で、昨年12月8日に87歳で亡くなった生悦住望氏のお別れの会が7月27日、シェラトン都ホテル大阪で開かれた。親交のあった機械工具業界などの関係者が参列し、遺影に献花をして故人との別れを惜しんだ。

生悦住望氏は1934年生まれ、東京都出身。58年慶応義塾大学法学部を卒業し、61年ダイジェット工業に入社した。69年に常務、74年に専務、77年~2006年まで社長を務め、会長に就任した。

超硬工具協会(現日本機械工具工業会)では1983年常任理事に就任し、副理事長を通算5期(10年)、常任理事(在任期間30年)を務め、事業活動をけん引した。その間、「懇親」、「関西地区」など4つの担当を歴任。2013年に常任理事を退任するまで45年を同協会とともに歩んだ。

業界発展のためには企業それぞれの努力に加え、業界が協調し全体のレベルアップが必要と考え、「関連団体担当」時代に機械工具団体懇話会や関連業界代表会合などでその輪を広めた。それらの功績が称えられ同協会から業界功労賞(2013年)が贈られた。

日本産機新聞 2022年8月5日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

小林機械「中古市場の需要を掴む」【特集:激動の時代に挑む販売店】

「中古機械や古い機械を大事に使うのがカッコよくないですか」—。あるユーザーの若い技術者の言葉だ。中古機械はコストの優位性に注目されることが多いが、最近ではSDGs(持続可能な開発目標)の観点から「機械を大事に使いたい」と […]

小松鋼機「RPAで業務を自動化」【特集:激動の時代に挑む販売店】

人は高付加価値の仕事に/販売も力、製造業のDX後押し 1カ月分の納品データをウェブサーバーから、仕入データを基幹システムから抽出する。数百枚ものそれらを照合し仕入データと請求の金額に差異が無いか確かめる。毎月決めた日時に […]

精工産業「測定の立ち上げ迅速化支援」【特集:激動の時代に挑む販売店】

測定受託で需要開拓/新規の契機にも 機械工具や非鉄金属を扱う精工産業は今年7月、ユーザーの測定業務などを請け負う「計測技術室」を立ち上げた。協力先工場の測定業務の負担軽減を目的に開始したが、新規開拓の契機や、ユーザーの測 […]

トピックス

関連サイト