従来切削油と同等以上の加工性能を実現 環境負荷も大幅軽減 主に油圧装置の製造・販売を手掛けるユーテック(大阪府南河内郡、0721・984419)が従来の油性や水溶性の加工油に代わる新技術として、水性切削・研削液「アクアブ […]
イスカルジャパン 流通戦略部を新設
販売パートナーと関係を強化
デジタルによる付加価値サービス
イスカルジャパン(大阪府豊中市、06-6835-5471)はこのほど、販売パートナーとの関係を深めるため、営業企画・流通戦略部を新設した。
販売パートナーとの定期的な意見交換や、目標設定などを通じ、関係強化につなげる。データを基にした在庫適正化の提案など、デジタルを活用した付加価値サービスを提供し、スローアウェイ工具における国内シェア10%の早期達成を目指す。
営業企画・流通戦略部の新設は、9月に実施した機能重視型への大幅な組織改革に伴うもの。部長の高橋祐介氏、部長代理の但馬達宏氏の2人が中心となって、販売パートナーとの関係強化を図る。
まず行うのが、積極的な意見交換だ。「定期的な打ち合わせなどを通じ、営業担当者同士だけでなく、これまで以上にトップや責任者で、意思疎通や戦略的な認識を共有する」(岡田一成代表)という考えだ。
目標の設定やそれに伴うアクションプランも強化する。「売上目標の共有はもちろん、どの製品をどのように販売していくのかなどきめ細やかに詰めていく」という。
「製品以外の全ての活動」(岡田代表)と定義する付加価値サービスの提供も強化する。データを重視した適正在庫もその一つ。「過去のデータを共有しながら、エンドユーザーのヒット率を高める戦略的な在庫を提案する」という。
また、ウェブ発注システム「ISCARオンライン」の活用などデジタルを通じたサービス提供を強化する。
日本産機新聞 2021年11月20日
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
精度と時短、無バリで両立 製造現場で人手不足対策やコスト削減、安全性などのニーズが高まる中、それに伴いバリが出にくい切削工具の普及も進む。加工後のバリ取りを無くすことで熟練技術者に依存しない体制や工程短縮を実現するほか、 […]
15万人以上の来場者見込む 世界最大規模のロボットの専門展示会「2025国際ロボット展」(主催日本ロボット工業会・日刊工業新聞社)が12月3日に東京ビッグサイトで開幕する。出展者数は673社・団体と過去最多の規模で、来場 […]






