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日伝 AGV/AMRのトライアウト施設開設
日伝(大阪市中央区、06・7637・7000)は東大阪物流センター(大阪府東大阪市)にAGV(自動搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)のトライアウトができる施設を開設した。AGVやAMRの開発に必要な知識を学べることに加え、最新機種の特性や活用方法を体感したり、ニーズに応じてカスタマイズ機を開発したりすることができる。性能の進化や人手不足を背景にAGVやAMRの需要が拡大する中、多様なニーズに対応することで市場を開拓する。
多様なニーズに対応 人手不足や技術進化で需要増
開設した「&N LABO OSAKA EAST2 SITE」はユーザーが目的や設備環境に最も適応するAGVやAMRによる自動搬送システムを検討できるのが特長。西部MEシステム本部の牛田一平専門部長は、「課題を具現化しその解決策のヒントを見つけて貰いやすいように工夫した」と話す。
ラボゾーンでは、AGVやAMRに用いる最新のソフトウェアやセーフティレーザスキャナ、非常停止デバイス、ワイヤレス充電システム、駆動装置、クラウドシステムなどを展示。市販のAGVやAMRではニーズに合わず自社で開発する際に必要な基礎知識を学ぶことができる。

デモゾーンは、最新のAMR(メーカー6社の7機種)によるカゴ台車の搬送やパレタイザとの連動、セル生産システムとの連携などを実演。機種で異なる誘導方式の違いや自動充電などAMRとその最新の活用技術を体感できる。スロープやグレーチングもあり搬送テストも可能だ。
市販のAGVやAMRがニーズに合わない場合は、開発共創スペースで機械や装置開発の経験を持つ日伝の技術者がメーカーやシステムインテグレータ(SIer)と連携し、独自の車体を開発することもできる。セミナールームではラボゾーンやデモゾーンでの体験に基づく実践的な講習や、最新技術の研修ができる。

AGVやAMRはソフトウェアやセンシング技術の進歩によりここ数年で飛躍的に進化した。一方、労働人口の減少でものづくりや物流の現場では人手不足が深刻化した。技術の進化と時代のニーズがぴったりと合い、AGVやAMRを求める声はますます増えているという。
ただ、AGVやAMRは進化の途上にあり、その活用技術は確立されていない。「多種多様で変化するユーザーニーズを理解し、メーカーやSIerと連携して研究し、それに応えるものを開発する。そのための施設として活用していく」(牛田部長)。
開設とともにIoT機器のショールーム(大阪支店)を「&N LABO OSAKA EAST1 SITE」に、IoT機器やロボットのショールーム(東京支店)を「&N LABO TOKYO SITE」に改称した。今後はこの2つのショールームと連携しAGV/AMRとIoTやロボットによる自動化やDXの技術も提案していく。
日本産機新聞 2025年2月5日
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