第23回全国Cominix会総会が9月12日、リーガロイヤルホテル大阪(大阪市北区)で開催された。正会員や賛助会員など142人が出席した。 開催に先立ち東部Cominix会の大内宏会長(共立機材商会社長)が、Comini […]
管理コストを大幅削減 −U.ENG –
アルカリ切削液を自動生成

U.ENG(千葉県船橋市、047-767-0276)はこのほど、アルカリイオン水の切削液を自動で生成し補給する装置「ハイブリッド切削液自動補給装置 HCS‐100型」を発売した。切削液の管理が確実で、容易になり、ランニングコストを大幅に削減できる。本体の想定価格は500万円(税別)。
同装置は、飲料用水道水とアルカリイオン水の原液を混合することで、自動で水素イオン指数(pH)を管理する。バクテリアが生息できないとされるpH10・0~11・0の範囲で管理するため、腐敗や悪臭の発生を防ぐことができる。
これまでpH管理は、作業者の手間やコストがかかっていたほか、人的ミスが原因で安定した管理が難しかった。同装置によって、安定的な管理が可能になるほか、ランニングコストも大幅に削減できる。「マシニングセンタ(MC)20台で1年間使用すると、60~70%のコスト削減効果がある」(内山忠男代表)。
生成したアルカリイオン水は、普通の水に比べ、分子が2分の1と小さく、浸透性に優れるため、刃具の切削性が向上する。加工時間が短縮するほか、工具寿命も向上する。また、水溶性だけでなく、添加オイルによって、油性切削液としても使用できる。
補給タンクは100ℓで、旋盤やMC、研削盤などの加工機に対応。電源は100V。切削液生成に300W、切削液送りには400Wの電気を消費する。外形寸法は幅520㎜、奥行き1280㎜、高さ1355㎜。
同社は2012年に創業。これまでに浮上・堆積スラッジを回収する切削液浄化装置などを手掛けてきた。内山代表は「ハイブリッド切削液自動補給装置で、コストダウンや環境改善といった現場の課題解決に貢献したい」としている。
日本産機新聞 2020年11月5日
テクロック(長野県岡谷市、0266・22・4911)は、測定データ管理・分析システム「SmartMeasure(スマートメジャー)」の無料版「Lite(ライト)」にグラフ機能とゴム硬度計対応機能を追加した。 「スマートメ […]
既存顧客を大事に、持続成長目指す 「地道に『三井ファン』を増やし続けたい」。そう話すのは、今年6月に三井精機工業の社長に就任した那須要一郎氏。「既存のお客様を大事にしながら、永続できる会社にするのが自らの役目」という。 […]






