2025年12月22日(月)

創業90周年を祝う
三井精機工業

次の100周年に向けて

奥田哲司社長が力強く挨拶

三井精機工業(埼玉県比企郡)は、平成30年に創業90周年を迎え、12月13日、マンダリンオリエンタルホテル東京(東京都中央区日本橋)で記念式典を開いた。

 奥田哲司社長は、1928年12月29日に精密機械・測定具を国産化すべく創業して以来、マザーマシンとしての工作機械とコンプレッサの供給を通じて産業界に貢献してきた歴史を振り返り、「皆様のご支援の賜物」と感謝を述べ、「社員一同、一層の努力で皆様のご期待にお応えし、今まで以上に産業界発展に貢献していく」と決意を新たにした。

 三井住友銀行・宮田孝一会長は「次の100周年・200周年に向けて新たな歴史を作っていくと確信している」と挨拶し、THK・寺町彰博社長は「さらに存在感を増していくだろう」と同社の重要性を称えた。またファナック・稲葉善治会長兼CEOは「三井精機工業様のチャレンジには全力で支援する」と述べ、山善・長尾雄次社長は「90周年を祝うと共に、次に向けた決起大会」と励ました。

 三井物産マシンテック・篠原修社長の発声で杯を上げ、開催ホテルの場所が同社の創業の地であることもあって、出席者は昔に思いを馳せ90周年を祝った。

  女優でジャズボーカリストの阿川泰子さんのライブコンサートを楽しみ、河邉誠造専務が「次の100年、その先の未来に向かって、愚直にまっすぐに走り続ける」と決意を述べた。

日本産機新聞2019年2月1日

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

経済産業省  航空機武器産業課 航空機部品・素材産業室  西山  正室長に聞く【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

供給網の強靭化、重要性高まる 経済産業省は2024年4月に「航空機産業戦略」を策定し、今後の方向性を打ち出した。成長のカギの一つとして挙げるのが、サプライチェーン(供給網)の強靭化。安定供給を実現するため、国内に加え、海 […]

航空機部品メーカー・オオナガの取り組み【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

ベトナムの格安航空会社(LCC)がボーイングに200機を発注するなど航空機の需要が急拡大しているベトナム。旺盛な航空機の需要増に合わせ、欧米の航空機や部品メーカーが現地でのサプライヤー開拓を進めている。ベトナムで航空機部 […]

航空機産業を支える注目7社の生産財【特集:航空機産業-アジアの需要を掴む-】

アジアでは新興国の人口増加や経済成長、インフラ需要などに伴い、航空機産業は今後さらなる伸びが期待されている。政府もこうした需要拡大を見込み、アジアでの航空機産業へのサプライチェ—ン参画を強化するため、補助金や官民連携など […]

トピックス

関連サイト