2024年12月11日(水)

Cominix 名古屋ロジが本格稼働
切削工具・機器3万点

中部地域に即日納品

  

Cominix(大阪市中央区、06・6765・8201)は、名古屋市昭和区に物流拠点「名古屋ロジスティクスセンター」を新設した(写真)。中部地域に物流拠点をつくるのは初めてで、この地域の工具販売店に商品を即日納品できる体制を構築する。7月2日、本格稼働した。

 中部地域の販売店への物流はこれまで北関東ロジスティクスセンター(群馬県)と大阪ロジスティクスセンター(大阪府)が担っていたがその在庫(切削工具や工作機器約2万5千点)と業務を移管。名古屋市のほぼ中央にある立地を生かし納品時間を短縮し販売店の商品引き取りにも対応する。

 名古屋ロジスティクスセンターは総敷地面積1024㎡、建物の延床面積777㎡。売れ筋商品をピッキングしやすい在庫棚の配置にするほか、新基幹システムを活用し集荷・出荷業務を効率化する。在庫の最大収容能力は約4万2千点で、年内にも在庫点数を3万点に増やす。集荷・出荷業務は委託する作業員を含め9人で運営する。

 同社は自動車や航空機産業が集積する中部地域での売上高を名古屋ロジ開設により今期中に1.2倍、数年後に1.5倍に伸ばす計画。柳川重昌社長は7月20日に開いた開所式で「中部は日本経済の約3分の1を占める巨大な経済圏。この地域の販売店の皆さまにより早く商品を届ける体制をつくり販売促進につなげたい」と語った。

日本産機新聞 平成30年(2018年)8月5日号

[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事

【連載企画:イノフィス、次なる戦略②】折原  大吾社長インタビュー
作業や業界に特化した製品開発

イノフィス(東京都新宿区)は今年8月、腰補助用装着型アシストスーツ「マッスルスーツ」の新しいモデル「GS-BACK」を発売した。既存モデルの「Every」に比べ、軽量で動きやすく、これまで以上に幅広い現場での活用が期待さ […]

TONE 本社を河内長野工場に移転

TONEは、本社を同社最大拠点である河内長野工場に統合、移転した。9月26日から業務を開始した。 今回の統合により、開発、製造、営業企画、品質保証、管理の各部門と経営を一体化。部門間のコミュニケーション向上を図り、一層綿 […]

エヌティーツール 福岡県筑紫野市に九州事務所を開設

ツーリングメーカーのエヌティーツール(愛知県高浜市、0566-54-0101)は福岡県筑紫野市に九州事務所を開設し、九州地域での迅速かつ細やかなサービスを提供することで顧客の課題解決に応えていく。住所は福岡県筑紫野市原田 […]

トピックス

関連サイト