機械工具や鋼材を扱う精工産業は昨年7月、ユーザーの測定業務を請け負う「計測技術室」を開設し、測定や検査分野を強化している。同事業を立ち上げた鈴木浩司常務取締役は「測定や検査業務のニーズの変化を感じる」と話す。自動化や効率 […]
ツールホルダの拡販に注力
ユキワ精工 酒巻 弘和 社長

同社では、祖業のドリルチャックがボール盤加工の減少に伴い需要が縮小。その一方で工作機械メーカーを中心に需要が増した円テーブルが現在の主力商品となっている。ただ、「今後も安定した需要が見込める保障はない。ほかの柱もつくる必要がある」と数年前から酒巻社長主導でツールホルダの販売に力を入れ始めた。
同社のツールホルダ「スーパーG1チャック」は、芯振れ精度5μmという高精度が特長。競合製品にも勝る性能を持つが、発売から20年経ってもなかなか売上が上がらなかった。その原因の一つに「売り方」があった。
「今までの営業は製品の機能を説明するばかりでユーザーのことを考えていなかった」と分析し、提案方法を変えた。「工具の長寿命化」「面粗度の向上」「サイクルタイムの短縮」などユーザーにとってどんな効果があるかを伝えるようにしたところ、徐々に売れるようになったという。
また、定期的に製造、営業を含めた情報交換会を開き、上手くいった売り方の事例やユーザーの声などを社内で共有するようにした。「社内の意思統一が大事」。今年のスローガンをあえて「ツールホルダを売る」にするほど、全社を挙げて売上向上を目指している。
ここまで徹底した取り組みを進められるのは、製品に自信があるからこそ。「これまで3分の2以上のユーザーから、以前より加工が良くなったという喜びの声をもらっている。もっと多くの方に使ってほしい」。今後は認知度を高める活動に注力し、提案方法にもさらに磨きをかける。
新潟県小千谷市で70年以上ものづくりを続ける同社。今後も国内でのものづくりにこだわる。「当社の製品によって国際競争力の高い加工ができることをアピールし、国内でものづくりを続ける企業を応援していきたい」。
日本産機新聞 平成30年(2018年)3月20日号
「オートバランサ」、「AEセンサシステム」 最終工程に近い研削加工では、常に高い加工精度が求められる。しかし、機械の振動で精度が低下してしまうことがある。その最大の理由が砥石の摩耗などによって砥石のバランスが悪くなること […]
デジタルトルクドライバ「STC3-BT」 半導体製造装置や電子機器の組み立てで多く使われる低トルク領域のトルクドライバ。締付けたトルクの数値管理を手間だと思うユーザーは多い。東日製作所が今夏に発売するデジタルトルクドライ […]






