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【ウェブ限定】7月の切削工具紹介4点
カッタ・ドリル・エンドミル・タップ
高送りカッタ「ドゥーフィード」‐タンガロイ
高硬度材のほか、鋼、鋳鉄、耐熱合金にも対応
タンガロイは高送りカッタ「ドゥーフィード」に高硬度材加工に適した新材種「AH8015」を追加発売した。ドゥーフィードは、多刃仕様の高送りカッタで、独自形状の両面インサートを採用し、生産性と経済性に優れる。
今回追加した新材種AH8015は、HRC50以上の高硬度材も加工したいという声に対応したもの。AlTiN系のPVDコーティングを採用し、耐溶着性と耐摩耗性に優れる。高硬度材だけでなく、鋼、鋳鉄、耐熱合金にも対応する。
刃先交換式工具「TAタイラードリル」‐ダイジェット工業
傾斜面に座ぐり加工できる!
ダイジェット工業(大阪市平野区、06・6791・6781)は、傾斜面に座ぐり加工ができる刃先交換式工具「TAタイラードリル」に、φ14~20㎜の0,1㎜とび48型番を増やした。発売中のφ14~32㎜の0,5㎜とび37型番と合わせて全85型番となった。
TAタイラードリルは、傾斜面など不安定な形状への座ぐりや穴あけ、交差穴などを下穴の無い状態で加工できる。本体は専用に設計し、高剛性のGボディを採用して安定した加工を実現している。
グラファイト加工用エンドミル「DFエンドミルシリーズ」‐三菱マテリアル
高結晶性ダイヤモンドコーティングで耐摩耗性を高めた
三菱マテリアルは、グラファイト加工用エンドミル「DFエンドミルシリーズ」のサイズを拡充した。2型番を追加し、使用範囲の拡大を図る。
「DFエンドミルシリーズ」は、高結晶性ダイヤモンドコーティングによって耐摩耗性を高め長寿命化。また、高精度シームレス刃形によって、良好な仕上げ面を実現する。
今回、2枚刃ロングネックボールエンドミル「DF2XLB」に「R0050N160」と「R0075N200」の2型番を追加。工具径0,2㎜~6,0㎜まで、全54型番を揃えた。
スパイラルタップ「AUSP Rc」「MHSP」‐彌満和製作所
水溶性切削油剤に対応したタップと切り屑処理を改善したタップを発売
彌満和製作所(東京都中央区、03・3561・2711)は、テーパねじの加工で、水溶性切削油剤でタッピングをしてもむしれや山飛びを起こしにくいスパイラルタップ「AUSP Rc」を発売した。
「AUSP Rc」はワークへの食いつきが良い独自の刃形状やDIN規格の適正な全長、特殊コーティングを採用した。
タップ加工によるテーパねじのむしれや山飛びは削り代の少ない完全山がワークに食いつかないため発生するが、「AUSP Rc」は刃がワークをしっかりととらえ、きれいなねじ山を仕上げる。
テーパねじは水道の配管や油圧部品をはじめ多様な分野で用いられる。彌満和製作所は「AUSP Rc」で、テーパねじ加工によるむしれ山飛びで困っているユーザーの品質改善に寄与したいという。
さらに、工具鋼や合金鋼など中硬度炭素鋼に、完全同期リード送りで止まり穴を加工できるスパイラルタップ「MHSP」も発売した。
MHSPは、刃のねじれ角を45度にして加工時の推進力を高めたほか、BFL形状やDIN規格を採用し切りくずが絡みにくいようにした。さらに母材にコバルトハイスとALCrN被膜を採用し耐摩耗性を高めた。
工具鋼や合金鋼のタップ加工は伸びた切りくずが絡みつき、刃が欠けたり折れたりするのが課題。しかしMHSPは切りくずが絡みつかず、長期間使えることができるという。
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