2026年7月8日(水)

三菱日立ツール
異形工具 シリーズ拡充

5軸加工の新機軸

GP1T形
GP1T形
 
GS4TN形
GS4TN形

GF2T 形
GF2T 形
 三菱日立ツールはこのほど、5軸加工に適した異形工具シリーズ「GALLEA(ガレア)」に、小径加工に対応するソリッド工具や、隅部が加工できる刃先交換式工具などを追加した。シリーズを拡充し、今まで異形工具ではできなかった加工が可能となり、加工提案の幅を広げていく。

 異形工具は、工具径よりも大きいR(アール)を外周面につけバレル(たる)のように見える工具や、底面が凸レンズのような形状の工具など従来の工具形状とは異なる工具の総称。加工ピッチが大きくとれ、加工時間の短縮や、加工面品位の向上などが可能。とくに5軸加工でその効果を発揮する。

 同社は昨年、刃先交換式異形工具シリーズとして、立壁の高効率加工が可能な「GF1形」と、なだらかな平面と壁を1本で加工できる「GP1LB形」を発売した。2製品とも工具径が大きく、隅部や細かい形状の加工ができなかった。

 今年3月に発売した「GP1T形」は、外周面のバレル形状をテーパー状にし、先端部をボール形状とした。2種類の切れ刃によって、工具交換せずに隅部とその隣接面を加工でき、加工段差を抑えることができる。

 また、同シリーズでは初となるソリッド工具「GS4TN形」も発売した。最小外径2.5㎜と小径加工が可能となった。加えて、強ねじれ刃を採用し、より面品位の高い加工ができるほか、工具寿命も向上する。

 そのほか、工具径35㎜、40㎜と大径加工に対応した2コーナー仕様の「GF2T形」も発売し、異形工具での加工領域を拡大した。坂本靖技術本部長は、「今回の3製品によって、一通りの加工要求はカバーできる。ただ、Rや角度、サイズの組み合わせは多種多様。今後もニーズに合わせて、製品ラインナップを充実させていきたい」。

日本産機新聞 平成29年(2017年)4月25日号

[ 切削工具 ][ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

YUASA・関東グランドフェア2026が7月9・10日、幕張メッセで開催 約360社が出展【特集:関東グランドフェア】

YUASA・関東グランドフェア2026が7月9・10日、幕張メッセで開催 約360社が出展【特集:関東グランドフェア】

価値つなぎ、課題を解決 YUASAが企画・後援する「つなぐ未来へ関東グランドフェア2026」が7月9、10日の2日間、幕張メッセ(千葉県美浜区)で開かれる。今回は全体テーマを「新たな価値をつなげて社会課題を解決」と設定。 […]

YUASA 碓井 利宏・機電本部長に聞く展示会の見どころ【特集:関東グランドフェア】

機械や工具、産業機器全般を扱うYUASAの機電本部。碓井利宏本部部長は「グランドフェアで新たな商談のきっかけを作り、需要喚起を促したい」と話す。その一つとして、機電本部の出展ゾーン内に「スマートワークステーション」と銘打 […]

注目10社の出展製品を紹介【特集:関東グランドフェア2026】

今回のグランドフェアでは、約360社のメーカーらが機械や工具の新製品に加え、人手不足やエネルギー対策など現場の課題を解決する提案を披露する。今回はテーマゾーンでも設定している、自動化や省人化などの「生産性」、省エネなどの […]

トピックス

関連サイト