2025年4月2日(水)

岡本工作機械製作所が
JIMTOF出展機を発表

全自動の平面研削システム

成形研削盤 複合円筒研削盤
左:成形研削盤 右:複合円筒研削盤

 岡本工作機械製作所(群馬県安中市、027・385・5800)はこのほど、11月17日から東京ビッグサイト(東京都港区)で開催される「JIMTOF2016(日本国際工作機械見本市)」の出展機種を発表した。従来の10倍の切込み量を実現する平面研削盤や、同時5軸制御の成形研削盤のほか、全自動平面研削システムなど全6機種を披露する。

 とくに注目は、初披露となる全自動平面研削システム「MUJIN」。従来のような操作盤を無くし、削りたい量や狙いたい表面粗さを入力しスタートボタンを押すだけで研削加工が可能。終了後には、離れた作業者に知らせる機能を持つ。会場では、近未来の研削システムとして加工実演を公開する。

 また、テーブルと砥石軸を静圧仕様にした門型平面研削盤「PSG208CHLi」は、100μmの切込みの研削加工を実演する。そのほか、同時5軸制御の成形研削盤「UPZ52Li」や、「汎用機と同様に使えるNC機」というコンセプトで開発された成形研削盤「HPG500NC」、長尺対応した複合円筒研削盤「UGM3100NC」、テーブルを静圧仕様にした中型の平面研削盤「UPG63CA1」を展示する。

 同社は、「様々な方に楽しんでもらえるよう、幅広い製品ラインアップを揃えた」とする。

日本産機新聞 平成28年(2016年)11月5日号

[ 工作機械 ][ 新商品ファイル ][ 日本産機新聞 ][ 製品 ] カテゴリの関連記事

キトー ウェビナーで点検方法解説 【アフターサービスに商機あり】

キトー ウェビナーで点検方法解説 【アフターサービスに商機あり】

ウェビナーで点検方法解説 キトーは製品の点検方法や、故障の原因と対策などをテーマとしたウェビナーを開催している。大手企業の保全担当者から中小企業の現場作業者まで幅広いユーザーが対象。これまで接点を持つのが難しかった顧客層 […]

タナカ善 新本社でリクルート強化 【京都特集】

デジタル人材の開発へ 『工作機械から切削工具までのトータルアドバイザー』として高い専門性を活かした営業活動を展開するタナカ善(京都市伏見区)は2020年に本社を移転。働きやすい環境を整えつつ、工作機械や切削工具のテスト加 […]

三光機工 成果主義と現場裁量のバランス【京都特集】

顧客の役に立つ営業を 軸受・伝導機器から油空圧・制御・計測機器、省力機器までモノづくりに必要な機器を販売する三光機工(京都市南区)は2022年、手狭になりつつあった本社を移転。伸び伸びとした環境下で成果主義と現場裁量のバ […]

トピックス

関連サイト