2026年8月28日(金)

YUASA、工作機械の5年間長期保証サービスを指導でユーザー負担軽減へ

YUASAは8月3日、工作機械の保証期間を5年に延長できる保証プログラムを開始した。手頃な保証料と通常1~2年の保証期間を5年にすることで、ユーザーの修理費用の負担を軽減し、製造業の成長をサポートする。同社によると、卸商社が工作機械の保証を単独で提供するのは極めて珍しいという。

プログラムの名称は「Anshin+V 延長保証プログラム」。大手工作機械メーカーの製品に適用する。YUASA経由での購入した製品に限定し、まずは国内で使用される特定の工作機械を対象とする。 

保証料は手頃な価格に設定し、新規設備導入時に支払う。「他社との比較は難しいが、機械設備の導入負担にならない程度」(工業マーケット事業本部企画部)だという。

機械導入後の検収日から通算5年間を保証し、機械本体、制御装置が対象となる。保証期間内に発生した故障(メーカーの保証と同範囲)は何度でも修理が可能で、修理回数による上限額の低減も自己負担もない。

工作機械メーカーの製品保証期間は「1~2年であることが多い」(企画部)。保証期間が短い一方で、マシニングセンタなどの一般的な工作機械の法廷耐用年数は10年とされているように、長期間使用するユーザーが増えている。

さらに、工作機械が高度化・複雑化していることで「製造業の現場の維持管理・修理費用の高騰や、保証期間終了後のメーカー瑕疵に起因する故障などでコストが増大しユーザーの負担になっている」(工業マーケット事業本部企画部)という。

今回の保証プログラムによって、「こうした負担を軽減することで、製造業の持続的な成長をサポートしていきたい。また、流通に関しても既存の商流を通す形で提供していく」(工業マーケット事業本部企画部)としている。

日本産機新聞2026年8月20日号

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