人手不足や地政学リスク、AIの普及、半導体市場の成長など製造業を取り巻く環境は大きく様変わりしている。こうした環境変化に対応し、販売店を支えるため、商社は物流やECサイトの強化、PBや自動化に貢献する商品の拡充など独自の […]
山善・岸田 貢司社長「価値創造のベースキャンプ」【特集:商社トップインタビュー】
実行スピード・確度を高める

–今年は中計の2年目。
中期経営計画「PROACTIVE YAMAZEN 2027」の目標必達に向けて、今年はベースキャンプの年だ。今中計は価値創造期と位置付けており、5つの戦略ポイント①価値創造の深化②グローバル展開の加速③営業活動の高度化④経営基盤の強化⑤サステナビリティ経営の強化・・・を進める。アドバンテッジパートナーズ社との提携は、急激な変化の中で意思決定と実行を一気にスピードアップさせる狙い。実行スピード・確度を高め、企業価値の伸びを前倒しする。
–具体的には。
価値創造の深化としては、エンジニアリング機能の拡充と専門領域の深化だ。グローバル展開については、ターゲット市場の地理的拡大をはじめ、今後も積極的にパートナーシップ強化を進めたい。営業活動の高度化に関しては、本部・事業部と、地域密着の支社・支店・営業所の縦横の連携強化だ。ICT本部は、膨大なデータをつなぎ合わせ、分析して、市場動向・ニーズを的確にタイムリーに予測し、営業にフィードバックするというDX戦略を実践する。対面営業の量・質の向上、新規商談の創出・横展開に取り組み、部門クロッシングで変化を味方にし、成果を最大化したい。
–商機は常に現場にあり。
機械事業部は、現場起点の課題解決商社として、特に自動化・加工改善・工程集約に踏み込んだ提案営業を進める。産業ソリューション事業部はPB商品開発を強化し、製造・物流現場の課題解決に取り組む。ツール&エンジニアリング事業部も商品開発に取り組み、労働安全衛生などの社会課題や日本の成長戦略に沿った新市場への拡販に注力する。そのための新市場開発室も東京に加え、大阪にも新設した。TFS支社ではヒューマノイドロボットのビジネスを進めるため、コンソーシアムにも参加している。山善は進取果敢に挑戦を続ける。
日本産機新聞2026年7月20日号
プライベートAIの構築も –今年注力することは。 2029年度に売上高125億円を目標とする中期計画達成に向け、施策を一歩ずつ進める。1年目の昨年は、社内の意識改革のため会社方針を営業・間接の各部署へ落とし込 […]
AMRや協働ロボットに注力 –今年の景況をどう見ますか。 昨年は主力の一つの自動車業界が停滞し、自動車部品向けは厳しい状況が続いたが、第4四半期からAI向けだけでなく、パソコンなどの民生品向けの半導体が回復し […]






