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やまわエンジニアリングサービス・岡本 英明取締役「新タップブランドの浸透強化」【特集:メーカートップインタビュー】
デジタル活用で発信力向上

–今年取り組むことは。
セミロング形状で切りくず排出性を高めたことで、機械加工に最適なタップ「Z-PROブランド」の浸透を継続する。製品開発を強化するほか、デジタルコンテンツの拡充、SNSでの発信、展示会や講習会を積極的に展開する。
–どんな製品を強化するのか。
「Z-PRO」は8年前、粉末ハイス+コーティングの「VUシリーズ」で開始した。続いて、コスト要求や、安定性・確実性を求める声も多いことから、酸化処理の「HVシリーズ」を展開している。
最近では、スパイラルタップの左ねじ用をラインアップに加えたほか、食いつき長さを短くすることで、奥まで加工が可能な「HVSP1.5P」などをそろえた。こうした多様なニーズに対応する製品を増やす。
–浸透には発信力も必要。
JIMTOFを重要な発信の場と位置付けている。展示会のテーマを「頼れる彌満和、これからの彌満和」と設定した。「頼れる彌満和」の部分では、100年のタップ製造の歴史やノウハウを生かした情報を発信する。
–具体的には。
デジタルコンテンツを強化する。例えば「鋳物でスパイラルタップを使ってみた」などのショート動画を作成した。スパイラルタップでは切りくずがつながらず鋳物には適さない。こうした、良い例、悪い例も含め、実践に即したノウハウを提供する。JIMTOFに先行してインスタなどで加工事例をアップする。
–「これからの彌満和」は。
「Z-PRO」がその象徴であることは変わらない。JIMTOFに向けてクールホール付きのロールタップや横加工用の切削タップなど新たな製品の発表も検討している。
–他には。
今年もタッピングスクールを年10回以上開催。タップ加工を体験してもらう場を増やしてく。デジタルコンテンツに加え、リアルでの活動を通じタップ専業メーカーとしての役割を果たしていく。
日本産機新聞2026年8月20日号
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