イスカルジャパン(大阪府豊中市、06・6835・5471)は9月12日、神戸テクニカルセンターで、「ユーザーテクニカルセミナー(UTS)」を開き、約100人が出席した。7社のユーザーがイスカル工具を活用した成功事例などを […]
トラスコ中山・丸越工具伊勢原 災害時の物資調達で伊勢原市と協定
トラスコ中山と丸越工具伊勢原(神奈川県伊勢原市、0463・94・3676)の2社は9月22日、伊勢原市と「災害時における生活必需物資の調達に関する協定」を締結した。同市内で大規模災害が発生した際、最短で15分で物資の引き取りができるなど、迅速に生活必需物資を供給できる体制を構築した。
災害時に市や避難所から要請があった場合、トラスコ中山の在庫商品から、丸越工具伊勢原が被災地に商品を供給する。

トラスコ中山は災害復興支援物資としてヘルメットや発電機など113カテゴリ、118アイテム、約6カ月分の在庫を持つ。災害時にはそうした商品に加え、物流センター「南関東プラネット」にある商品約19万アイテムも必要に応じて供給する。それでも不足したり、供給が難しくなったりした場合は、近隣のプラネットから商品を供給する体制を整えた。
トラスコ中山は災害時の必要物資の調達協定を全国12の地方自治体と締結しており、伊勢原市で13カ所目。22日に南関東プラネットで開いた締結式で、中山哲也社長は「困った時にこそお役に立てる企業でありたい。今後も締結する自治体を増やしていきたい」と述べた。地域の消防団として活動してきた丸越工具伊勢原の越場琢夫社長は「災害時に必要な工具、物資を速やかに供給できる体制を強化していく。非常時に地域の力になれる企業の役割を果たしていきたい」とあいさつした。
日本産機新聞2025年10月5日号
[ ニュース ][ 作業工具 ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
ショールーム機能拡充、測定課題に対応 東京精密(東京都八王子市、042・642・1701)はこのほど、子会社の東精エンジニアリング(茨城県土浦市、029・830・1882)の愛知県東郷町の名古屋新工場内に、三次元測定機な […]
日本トムソン(東京都港区、03・3448・5811)はこのほど、超軽量でコンパクトなクロスローラベアリング「LCRB」を発売した。軽い部品が求められるロボットアームの関節部や、さまざまな設備機器のダウンサイジングに貢献す […]