2026年8月14日(金)

工作機械 25年9月度受注 11%増の1391億円を記録

内需は自動車の不調続く

工作機械受注推移 2024年9月〜2025年9月まで

日本工作機械工業会(日工会、坂元繁友会長・芝浦機械社長)はこのほど、2025年9月の工作機械受注額が前年同月比11%増の1391億4600万円になったと発表。7カ月連続で1200億円を超えた。

内需は前年同月比5・1%増の436億4500万円。年度上期末の効果もあり、6カ月ぶりに400億円を上回った。自動車や一般機械などの主要4業種では「航空・造船・輸送用機械」が大幅に増加。過去最高額となる約65億円を記録した。

その一方で、自動車などの主要業種は軒並み減少となった。「自動車は米国の関税の問題や、EV(電気自動車)の方向性が定まらないため、設備投資が控えられている。しかし、会員の皆様の肌感覚としては底を打った感もあり、徐々にではあるが、大手メーカーから設備更新などで引き合いが出ている」(坂元会長)。

外需は前年同月比13・9%増の955億100万円。4カ月ぶりに950億円を上回った。

地域別では、アジアが2カ月ぶりに450億円を超えた。中でも中国は18カ月連続で増加となり、好調を維持している。「中国は大手ユーザーからの複数案件もあり、堅調に推移した。引き続き高めの水準で推移することが予想される」(坂元会長)。

今後について坂元会長は「米国の関税問題はあるが、現状大きく崩れていない。通期見通しの1兆6000億円は達成できると考えている」と話した。

日本産機新聞2025年11月20日号

[ ニュース ][ 工作機械 ][ 日本産機新聞 ] カテゴリの関連記事

暑中号特別企画 機械工具販売店の人材採用・育成戦略

機械工具販売店が人材採用と育成に力を入れている。人材の確保・定着が課題となる中、採用拠点の開設やSNSを活用した情報発信など各社が独自の施策を展開し、将来の成長につなげる。事業の持続的な発展を見据え、人材戦略を進める販売 […]

三共精機「Uターン学生の採用に力」【特集:機械工具販売店の人材採用・育成戦略】

「2027年4月入社は現時点で2名決まった。挑戦する気持ち、自己の成長を目指す若手の採用を強化したい」と話すのは経営戦略室の池ノ上理沙氏。今年4月から東京オフィスに採用拠点を設け、地方の若者が東京へ進学し、再び故郷に戻っ […]

コハラ「技術者が10年で6倍に」【特集:機械工具販売店の人材採用・育成戦略】

ユーザーのベテランと若手を採用 営業を強化するのか、技術力を鍛えるのかー。企業の戦略や方針によって必要な人材や育成方法は異なる。コハラは「システムインテグレーター(SIer)機能を持つ」という明確な方針の元、積極的に人材 […]

トピックス

関連サイト