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シグマー技研 フィルム巻き作業の半自動・省人化に「ぺらんぺRUN」
ギアモーターや減速機のシグマー技研(三重県員弁郡東員町、0594・76・1231)は、トラックなどで運ぶ荷物へのフィルム巻き作業を半自動化、省人化できるストレッチフィルム包装機シリーズに低床タイプの「ぺらんぺRUN」を販売している。ハンドリフトでも簡単にターンテーブルへパレットを運ぶことが可能で、テーブル回転で荷物のフィルム巻き作業を半自動化・省力化でき、作業者の負担を大幅に軽減する。

従来の半自動タイプとエコノミータイプではフォークリフトしかテーブルに荷物を載せることができず、誰でも簡単にテーブルへ荷物を載せられる設計が求められていた。小﨑光弘常務は「多くのユーザーからハンドリフトで載せられる低床タイプの要望を頂き、技術者の知恵を結集して日本一低い製品を開発した」。
ターンテーブルの高さは500円玉と同等の25㎜と低床で、ハンドリフトで荷物を載せやすくするスロープ(角度1・79度)も装備し、女性でも簡単に荷物の載せ降ろしが可能。テーブルに載せた後、足元のペダルを踏むとテーブルが回転し、楽々とフィルム巻き作業を行うことができる。低床タイプの主な仕様は最大荷重1000㎏、テーブルサイズφ1200、使用電源は単相AC100Vコンセント。
また、SSP半自動タイプにパウダーブレーキ式テンション機構を備えた「SSP‐15150‐AMP」を追加した。新制御ボックスも採用し、操作パネル上にあるボリュームツマミを回すと任意のテンションで微調整できるほか、荷物の上・下巻き時間の変更など現場ニーズに応える製品をラインアップしている。
昨今、物流業務は人手不足により『物流の2024年問題』が顕在化。出荷に伴う荷物の梱包作業は手間や作業者の負担も大きい。「物流の2024年問題で引き合いも増加している」と小﨑常務。同社は6月の中部どてらい市や富山どてらい市、7月の大阪どてらい市への出展やデモ機貸し出しなどで販売を強化している。
日本産機新聞 2025年5月5日号
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