2026年10月11日(日)

川崎重工業とABBが協働ロボ分野で協業
使いやすい環境を整備

川崎重工業とABB
固く握手する2人

 川崎重工業とスイスのABBは協働ロボットの分野で協業する。操作面の共通化を図るなど、ユーザーがロボットをより使いやすい環境を整え、中小のユーザー開拓につなげる。

 インターフェイスの標準化など操作面の共通化に加え、安全基準に関する政策などを当局と意見交換するといった分野で協力する。協働ロボットの認知度向上のためのキャンペーンなども一緒に行う。

 川崎重工は「duAro」、ABBは「YuMi」という、双腕の協働ロボットを持つ。安全面や、つかいやすさなどで市場を広げていくには、類似のロボットを持つ両社で進めていくほうが早いと判断した。

 協働ロボットは柵なしで人と一緒に働けるロボ。労働力不足や多品種少量生産が増えるなかで、産業用だけでなく、オフィスなどサービス分野での市場拡大も見込まれている。

 川崎重工の常務執行役員の橋本康彦ロボットセンター長は「今後は他メーカーも含め、様々な分野でのメーカーを超えた協業が必要になる」と話した。一方、ABBのロボティクス事業のパーベガード・ニースマネージングディレクターも「ほかにも優れた分野があれば協業も考えたい」とさらなる発展に含みを持たせた。

日本産機新聞 平成29年(2017年)12月5日号

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