2026年10月5日(月)

三菱マテリアル 過去最大の投資計画
世界の総合工具メーカーへ

三菱マテリアル 鶴巻プレジデント
三菱マテリアル 鶴巻プレジデント

新ブランドも立ち上げ

 三菱マテリアルは5月、九州、大阪、名古屋、東京の全国4カ所で特約店や販売店を集めた三菱拡販戦略会議(MSM)を開き、超硬製品事業の方針を説明した。鶴巻二三男加工事業カンパニープレジデントは、過去最大の投資や、新ブランドを打ち出すなど、変革に挑むことを明かした。

 鶴巻プレジデントは冒頭、今年の事業方針について、「スピードと変革を常に求め、実現し続け、顧客と社員がともにワクワクする活動を進める」と発表。また、「工具メーカーとしての意識を忘れず、世界の総合工具工房を目指す」と示した。

 今年は2004年比で3倍近くの投資を行う。鶴巻プレジデントは「製造のみならず、テクニカルセンターやIT、人員の強化も含めて投資していく」と語った。

 また、3年前から始めた「ワクワクプロジェクト」も継続。マガジンの発行や切削アカデミーも開催していく予定。

DIAEDGEのロゴ

 さらに今春から、加工事業の製品を総称する新しいブランド「DIAEDGE(ダイヤエッジ)」を策定。高品質を表す「DIA」と最先端や親しみを表す「EDGE」を組み合わせた。

 鶴巻プレジデントは、「ブランドが認知されるのは一朝一夕にはできない。流通の皆様と一緒にじっくりと育ていき、市場に広めていきたい」と話した。

 今春から就任した中村伸一バイスプレジデントが営業概況や方針を説明。16年の切削工具販売実績は、前年比6%減だったと報告。17年は4%増を目指すとし、「①お客様の懐に入る②工場(人)を動かす、この2つの活動指針のもとに取り組んでいく」と意気込んだ。

 そのほか、年間表彰や新製品紹介、流通営業部の方針の発表や、トリプル・ウィン・パートナーズ代表の目黒勝道氏による講演なども行われた。

日本産機新聞 平成29年(2017年)6月25日号

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