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明治機械製作所・福田 浩二社長「新たな挑戦の始まり」【特集:メーカートップインタビュー】
顧客ニーズに即応する環境作り

–今年注力することは。
今期から中期経営計画「Vision2030」を策定した。当社の使命やビジョン、行動指針を再定義し、ブランドを再構築することで、盤石な経営基盤の確立を目指す。企業テーマには「空気で未来を彩る」を掲げ、空気の力で産業や暮らしを豊かに変えていく。顧客から選ばれ続けるため、特殊対応やきめ細かなサービスを通じ、「唯一無二の専門領域」を極めたい。
–まず実践するのは。
既存事業の深化だ。塗料と機械機器メーカーとの相互関係を密にし、高収益商品の用途開発につなげる。そのため、技術部に「ソリューション課」を新設し、顧客の細かなニーズを吸い上げ、提案型営業による課題解決を推進する。技術と営業の距離を縮め、新製品開発につなげるとともに、人材育成にも注力する。
–製品開発では。
細かなニーズに一早く対応するため、アジャイル開発への転換を図る。試作、評価、実装までを迅速にし、商品化までのリードタイム短縮を図ることで、顧客やパートナーとの関係を深め、開発の好循環を生み出したい。
また、岡山工場にサービス拠点を設け、人員も拡充する。サービス品質も高めることで顧客との信頼構築につなげる。
–今後の新製品などは。
塗装機器では100周年モデル「F111」シリーズの展開ほか、エンジン型コンプレッサ、新型パッケージコンプレッサなどを順次発表する。米国や欧州向けの貿易も伸びており、海外市場に対応した製品展開を進めたい。将来的には幅広い気体を視野に製品バリエーションを広げ、事業領域の拡大にも取り組む考えだ。
–中期ビジョンの目標は。
今期は売上高41・5億円とし、2030年には44億円、経常利益率10%を目標にした。全社員で「挑戦」「好奇心」「自立」「協創」を実践し、特殊対応の強化と現場ニーズに即応する製品開発を進め、企業価値の向上を目指す。
日本産機新聞2026年9月20日号
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