機械や工具など技術開発が進む 直近、生成AIやデータセンターの投資が活発になり、半導体及び半導体製造装置の需要が急増。そのため、装置関連部材に活用される各種セラミックス(アルミナ、窒化アルミ、SiC)や石英ガラスなど脆性 […]
フジ矢が若穂囲製作所を子会社化
WISEブランドも継続

若穂囲製作所は先代の若穂囲幾雄氏が2016年に死去し、その後妻の若穂囲イツミ氏が社長となり経営を引き継いだ。しかし後継者がおらず、新潟県事業引き継ぎ支援センターを通じて、事業を継承できる企業を探していた。
申し入れを受けたフジ矢は15日付で若穂囲製作所の全株式を取得しグループ化。26日の取締役会で、フジ矢の野﨑恭伸社長が若穂囲製作所の社長を兼務し、佐藤誠洋氏が製造部長、辻田達也氏が管理部長に就任する人事を決めた。若穂囲イツミ前社長は顧問に就いた。
若穂囲製作所は創業(1952年)から65年の歴史があり、ボールポイントレンチや六角棒レンチ、ドライバーなどを手掛ける。国内、そして海外でも「WISE」(ワイズ)のブランドで知られ、16年度の売上高は1.5億円、従業員は15人。
今後もレンチやドライバーはWISEブランドで販売していく方針で、従業員も引き続き雇用する。営業活動に力を入れ、20年度にも売上高を今の2倍の3億円に拡大する計画だ。
フジ矢が作業工具メーカーを子会社化するのは、ペンチ・ニッパメーカーの花園工具(15年)に続いて2社目。野﨑恭伸社長は「作業工具に限らず日本の中小の製造業は後継者問題に課題を抱えている。それを理由に廃業や倒産が増えれば、これまで培ってきた技術やブランドが途絶え、業界には損失となる。今後も事業譲渡の申し入れを積極的に受け入れ、継承することで、技術・ブランド・従業員の雇用を守り、作業工具業界の発展に寄与していきたい」。
日本産機新聞 平成29年(2017年)6月15日号
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
工具や治具も自社設計 「他社では加工が困難なセラミックスや石英ガラスなど難加工に取り組み、最適な工具・治具設計から加工条件まで確立しつつある」と語るのは中川翔太社長。2001年の設立以来、脆性材料の精密加工に特化し、マシ […]
大きさ、材質、量…全方位 半導体製造装置などの精密プラスチック部品を手掛けるシティプラスチックは今年3月、本社に6つ目の工場を新設した。これからも新棟を増やしていく計画で、これらの工場で約330台の工作機械をメーカー別に […]






