2026年8月25日(火)

工作機械2026年6月受注は初の2000億円超え、半導体・航空宇宙が牽引

外需は歴代最高を記録

日本工作機械工業会(日工会、坂元繁友会長・芝浦機械社長)はこのほど、2026年6月の工作機械受注額が前年同月比52・7%増の2033億7500万円になったと発表した。単月の受注額として、初めて2000億円の大台を突破した。坂元会長は「以前、自動車が牽引していた時期とは中身が変わり、データセンターや半導体、航空宇宙など、需要の裾野が広い」と話した。

内需は前年同月比45・5%増の580億2000万円となり、48カ月ぶりに550億円を上回った。半導体製造装置やデータセンター関連などの投資が増加し、自動車や一般機械などの主要4業種は全て増加した。自動車は、モデルチェンジや老朽設備の更新需要、大型案件の押し上げなどにより、87カ月ぶりに150億円を上回った。

外需は前年同月比55・8%増の1453億5500万円となり、過去最高額を更新した。地域別では、中国が4カ月連続で500億円を超え、歴代最高額を記録。インドも3カ月ぶりに90億円を突破するなど、アジア全体では初めて800億円を超えた。北米は航空宇宙分野の大型案件やデータセンター、エネルギー関連などの設備需要が増え、400億円を上回った。

26年上期(1〜6月)の受注累計は前年同期比35・7%増の1兆551億4100万円。上期として初めて1兆円の大台を突破した。内需は22・8%増の2728億9600万円、外需は40・9%増の7822億4500万円となった。直近の受注は高水準を維持しており、年間見通し2兆円の達成が期待される。

日本産機新聞2026年8月20日号

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