2026年11月5日(木)

西野産業・西野 佳成会長「デジタル化で業務改革推進」【特集:商社トップインタビュー】

受発注・物流の品質向上

西野 佳成会長

–前期を振り返って。

過去最高の売上高177億円(4月期決算)を達成した。主に防衛やAI、宇宙航空向けの販売が好調だった。人手不足を背景に、省力化・自動化測定機器の需要は今後も拡大するとみている。メーカー様もそういった商品の開発に注力しており、当社も売り込みを強化していく。

–今年注力することは。

受発注システム「COMネット」の機能強化と物流センターのシステム化を進める。受発注から物流までを一体で効率化し、利便性向上と物流品質の強化を図る。受発注システムでは、COMネットのさらなる機能向上を継続する。操作性の向上などを進めながら、COMネットのPRを進めた結果、登録販売店様は約2000社まで増えた。今後も利便性を高め、利用拡大につなげたい。

–COMネットの利用促進を図る狙いは。

サイト上で受発注が完結するため、販売店様の業務効率化につながる。注文履歴から再発注もしやすく、販売店様と当社がつながる一つのツールとして、特に在庫の確認などをサイト上で目視できることで販売店様の手間が省けると考えている。営業担当者によるサービスも継続しサービスを手厚くしていきたい。

–物流品質向上に向けた取り組みは。

一昨年立ち上げた関東物流センターに「倉庫運用管理システム」を導入する予定だ。商品の発送ミスを無くし物流品質の向上を実現する。上手くいけば大阪の物流センターにも導入する。

–昨年は創業80周年を迎えた。

皆さまのお支えがあり当社は創業80周年を迎えることができた。感謝の気持ちを忘れず100周年を目指して社内一丸となって努める。80周年を機に仕入先様と記念旅行を実施し、社内では大阪のホテルに集合しパーティを行い、社内外の結束を深めた。今後も関係強化を図るとともに、この関係性をもとにサービス品質の向上にもつなげていく。

日本産機新聞2026年7月20日号

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