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レッキス工業 創業100周年を迎えて 宮川 一彦社長に聞く
8月から特別キャンペーン開始/次世代パイプマシン披露

創業100年を迎えて。
今年4月1日から創業100周年の特別な年が始まり、モチベーション高く、ワクワクした時を過ごしている。これまで当社を支えてくれた社員(国内外含め)には社員旅行を行い、功労者や優良社員を表彰した。
お客様には長年の感謝を込めて8月から来年3月末まで『100周年記念キャンペーン』を実施し、ファンの方々と交流しながら絆を深めたい。
キャンペーンとは。
4段階に分けて各商品の記念モデルや豪華景品をプレゼントする。第1段はポータブル電源PB‐ARシリーズ。当社の機械に合わせチューニングした産業用ながら、アウトドアや防災など幅広いシーンで活用できる。そこで、アウトドア向けでトップブランドのモンベル(montbell)に協力頂き、100周年記念タンブラーやボトルを用意した。
100周年限定色も。
9月から始まった第2弾のバンドソー「マンティスシリーズ」はウッドブラックとリアルツリーを、11月から始まる第3弾のパイプマシン「F50AⅢ」(※10月から受注開始)はメタリックブラックとマットグレーの特別色を用意した。昨今、SNS企画など限定色の販売は職人さんに好評で、今回は各々にアルミプレートに社名を刻印してプレゼントする。色やデザインにこだわった特別な1台を感じてもらえると大変嬉しい。
それ以外にRBチューブカッタに金メッキ塗装を施したり、LEGOブロックでデザインされたミニチュアパイプマシンの制作や、当社のモットーである『三利の向上』の想いをマンガにした創業伝なども企画した。
技術的な発表は。
当社の最新技術を用いた『REXパイプマシン コンセプトモデル(REX Iconic 100th Anniv.model)』を発表した。これは「あったらいいな」を形にした次世代モデルで、自動チャックや送り、盗難防止装置や回転中の注意喚起LED付き、軽量化など最新技術を盛り込んだ。将来、現場を支える職人は日本人や外国人、性別など人種・性別関係なく、多様性を重んじる環境下で求められるパイプマシンを披露した。将来はこの技術を他の製品にも応用し、新たなモノづくりの基礎としたい。

100周年後の未来は。
6代目社長である私の責務は次の100年に向けて未来を形にすること。我々のミッションはモノづくりで課題解決し喜んでもらうことで、モノづくりで役立つものを作る。それはパイプマシンや陸上養殖システムなど時代ごとに変化するもの。
だから、100年後にパイプマシンを製造しているかは分からないが、100年後もモノづくりにこだわり、技術で時代が求めるもの、社会課題に応える製品を生み出すことが当社の成長につながると信じており、私はその根幹(ベース)を構築していきたい。
みやがわ・かずひこ
1971年大阪生まれ。芦屋大学教育学部卒業後、レッキス工業に入社。06年に取締役、18年に取締役副社長を経て、20年に代表取締役社長に就任。
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