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いよいよ開催【特集:つなぐ関西グランドフェア2025】
最新技術やソリューション披露

ユアサ商事は9月18・19日の2日間、インテックス大阪(大阪市住之江区)の6号館A・Bで、「つなぐ関西グランドフェア2025」を開く。国内の製造業は人手不足や技術者の高齢化が進み、原材料費や電気代などのコスト増、セキュリティや災害対策といった課題に直面しており、同展は様々なメーカーの最新技術やメーカー同士を組み合わせたソリューションを展示し、実演も行う。今回は出品メーカー320社の出展製品に加え、最新技術とソリューションを一堂に集結したテーマゾーン、AIやデジタル化などの相談コーナーも設け、来場者の課題解決を探るなど、2日間で来場者数1万2000人、受注額310億円を予定している。
今回の展示会テーマは『つなぐ未来まで』を設定し、新技術やメーカー同士をつなぐことで、課題解決策や未来のモノづくりの姿を披露するのが狙いだ。今回も前回展に続き、「モノづくり」「すまいづくり」「環境づくり」「まちづくり」の4つの分野で構成されたテーマゾーンを筆頭に、社会課題へアプローチする。
モノづくりゾーンでは『もう人手不足に悩まない!』をキャッチコピーに労働生産性向上に貢献するDX、自動化・省人化、AI/ロボットなどの最新技術を展示する。例えば、ザクティの遠隔支援ソリューションは現場からの映像や音声をもとに、オフィスから現場へ指示サポートする。体験も実施しており、業務効率化を目指すユーザーに最適だ。ユアサ商事/connectome.desigh/山洋電機/ティーアイジーの共同で披露するのがAIカメラシステム。シャフトの外観検査と寸法測定を同時に行い、傷や打痕、切粉等の目視検査を自動化する新しい検査装置で自動化・省人化に貢献する。
慢性的な人手不足を抱える物流現場に最適なAiTENの無人フォークリフトをはじめ、AI画像認識技術で資材を自動でカウント可能な仮設資材AIカウントサポートシステム、アルファTKGの協働ロボットを活用したファイバーレーザ溶接システムなどの最新技術も多数用意した。
好評を得ている『相談コーナー』も設置。状況に合わせて無料で相談でき、「AI・デジタル化」「カーボンニュートラル」「建築×課題解決」の3種類を用意しており、AI・デジタル化では、AI開発のエキスパートであるconnectome.desighの佐藤聡社長が人手不足、業務効率化、生成AI活用など来場者の困り事相談に応える。
同展は来場事前登録制で受付を開始している。前述の相談コーナーも当日対応は可能だが、予約優先のため事前予約を活用したい。詳しくは関西グランドフェア公式サイトまで。
日本産機新聞2025年9月5日号
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