2026年6月27日(土)

加茂精工 今瀬  玄太社長「5カ年中期ビジョンを策定」【特集:メーカートップインタビュー】

5カ年中期ビジョンを策定

今瀬  玄太社長

現状について。

ウクライナ紛争やトランプ関税などの影響で、工作機械やロボットなど設備投資計画は後ろ倒しになっているが、解消されれば、動き出す企業も増えると見ている。

今年の取り組みは。

主力であるTCGシリーズに潤滑剤を供給するシステム『TLS』の新製品を販売する計画だ。追加給油不要なメンテナンスフリーの環境を作るシステムで、従来の一般環境用に加え、クリーン環境にも対応する。

TCGシリーズでピニオン改良版も発表する。昨今は海外向けも増えており、多種多様なモータへの対応が必要だ。

現状の課題は。

TCGシリーズの販売は好調だが、その他の製品で苦戦しており、中長期的に開発案件を増やす。その1つが「ボール減速機」。1985年に世界で初めて商品化し、今年で40周年を迎える。従来の特長を活かしつつ、培ってきた独自ノウハウで、省エネルギー化(高効率化)を図り、地球環境に優しい製品に仕上げたい。

また、自動化・省人化のニーズが高まる現代で、従来の単体部品ではなくユニット化・モジュール化が重要と捉えている。自動化設備に適したユニット製品も開発中なので期待してもらいたい。

販売施策について。

代理店などの展示会に加え、国際物流総合展(9月)、メカトロテックジャパン(10月)、国際ロボット展(12月)と大型展示会も積極的に出展する。海外市場の開拓も不可欠。やはり注目はインド市場だ。10年前から現地商社と取引を始めており、Slerが増えれば将来的に伸びるだろう。

今後について。

今期で45周年を迎え、次の50周年に向けて中期ビジョンを策定した。当社の強みは創造性と開発力であり、今後は事業の幅を広げるため、シナジー効果が見込めるモノづくり企業のM&Aも視野に、新事業の立ち上げなどグループ売上高35億円、10年後に55億円を目標に挑戦を続ける。

日本産機新聞2025年9月5日号

精工産業  鈴木 浩司常務に聞く 高度化、多様化する測定・検査のニーズとは【特集:測定・検査の効率化】

機械工具や鋼材を扱う精工産業は昨年7月、ユーザーの測定業務を請け負う「計測技術室」を開設し、測定や検査分野を強化している。同事業を立ち上げた鈴木浩司常務取締役は「測定や検査業務のニーズの変化を感じる」と話す。自動化や効率 […]

東京精密「砥石補正と接触検知で測定レス、バランス取りも30分を1分に」【特集:測定・検査の効率化】

「オートバランサ」、「AEセンサシステム」 最終工程に近い研削加工では、常に高い加工精度が求められる。しかし、機械の振動で精度が低下してしまうことがある。その最大の理由が砥石の摩耗などによって砥石のバランスが悪くなること […]

東日製作所「角度とトルク監視で二度締めを検出し作業データの入力も不要に」【特集:測定・検査の効率化】

デジタルトルクドライバ「STC3-BT」 半導体製造装置や電子機器の組み立てで多く使われる低トルク領域のトルクドライバ。締付けたトルクの数値管理を手間だと思うユーザーは多い。東日製作所が今夏に発売するデジタルトルクドライ […]

トピックス

関連サイト