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やまわエンジニアリングサービス 岡本 英明取締役「新タップブランド強化」【特集:メーカートップインタビュー】
シリーズ拡充や講習会

今年注力することは。
この数年注力してきた新たなタップブランド「Z-PRO(ズィープロ)」の市場浸透を継続する。「Z-PRO」はマシニングセンタなど機械加工に最適化したマシンタップ。セミロング形状の採用などで、切りくずの排出性を向上、また良好な切削油剤の供給を実現した。マシンタップのデファクトスタンダードになるように新製品を増やしていく。
どんな新製品か。
昨年末に40HRCまでの炭素鋼や合金鋼向けのロールタップ「EHRZ」を発売した。M6~16までをそろえたが、M6未満の小径サイズも増やす予定だ。Z-PROランド全体では2018年の発売以降、1000アイテムを超えるまでに拡大した。
他に浸透策は。
一昨年の創業100周年の際に「Z-PROャンぺーン」を実施した。使って頂いたユーザーから加工情報を収集し、事例集としてホームページにアップした。新しいコンセプトの製品なので、加工事例を共有することで、メリットをわかりやすく伝える必要がある。今後もテスト結果の回収は引き続き進めていく。
講習会も積極的に実施。
「Z-PRO」浸透の狙いもあるが、タップ加工を実際に体験して頂くことが目的だ。今年は関東、中部、関西で初級、中級編の「タッピングスクール」を合計6回開催した。加工体験や、最適なタップの選択等を学んで頂いている。「タップで困ったら彌満和に聞こう」と思ってもらうファンづくりの場だと考えている。
他には。
今後は国内だけでの成長は難しい。海外での販売強化のため、海外人材を積極採用しており、その強みを生かした活動を推進する。そして、国内・海外共通して「専業メーカーとして、説明責任を果たし、Z-PROだけに固執することなく、顧客に合った製品を提案する」姿勢は変えず「確かなねじ」を追求していく。
日本産機新聞2025年8月20日号
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