トラスコ中山と丸越工具伊勢原(神奈川県伊勢原市、0463・94・3676)の2社は9月22日、伊勢原市と「災害時における生活必需物資の調達に関する協定」を締結した。同市内で大規模災害が発生した際、最短で15分で物資の引き […]
ダイジェット工業 田渕 繁部長「新規ユーザー開拓」【特集:メーカートップインタビュー】
新しい分野に商品展開

今年注力することは。
一言でいえば新規開拓だ。そのためにキャンペーンや代理店・特約店向けの勉強会、新分野の開拓に力を入れ、ダイジェット工業の商品や
会社をより知ってもらう。
キャンペーンの狙いは。
まずはキャンペーンでユーザーに対して当社工具新規導入のハードルを下げ、性能の良さを体感してもらいたい。性能に納得いただければ自ずとリピーターは増えていく。キャンペーン対象商品は数年前より東京、名古屋、大阪の各支店で決めるスタイルに変更した。それぞれの地区で強みを持つ商品や売り込みたい商品を効率的に販促し、新規ユーザー開拓につなげていく。
アフターフォローも大切だ。商品購入後のユーザーを訪問し、工具の長寿命化や加工能率向上のための切削条件などをアドバイスする。きめ細かくサポートすることで安心して継続使用してもらえる。
勉強会の狙いは。
代理店や特約店の若手営業マンに向けては、当社の営業が商品勉強会を随時実施している。特に最近では他業界からの転職組も多く、工場に入れない会社も増えているので、商品型番は分かっても実際の現品形状や使い方を知らない方も増えていると感じる。商品がどう使われるかを理解すれば「自分から売ってみよう」という感情も湧いてくると思う。
商品やメーカーに自信や愛着を持てば、自然とユーザーに提案することも増えていくだろう。
新分野の開拓も進める。
月に正面フライスカッタ「PNS‐Reborn」を発売した。造船や建設機械、エネルギー関連など大型ワーク加工やステンレス鋼の荒加工などで活躍する。従来から当社は金型加工向け工具に強みを持っているが、荒加工に関しては高送り工具の提案が中心だった。今回の新製品で重切削という今までとは違うターゲットにも商品を提案していく。
日本産機新聞2025年8月20日号
イスカルジャパン(大阪府豊中市、06・6835・5471)は9月12日、神戸テクニカルセンターで、「ユーザーテクニカルセミナー(UTS)」を開き、約100人が出席した。7社のユーザーがイスカル工具を活用した成功事例などを […]
ショールーム機能拡充、測定課題に対応 東京精密(東京都八王子市、042・642・1701)はこのほど、子会社の東精エンジニアリング(茨城県土浦市、029・830・1882)の愛知県東郷町の名古屋新工場内に、三次元測定機な […]