ミスミグループ本社は4月から、自動販売機による間接材の調達コストを削減するサービスを開始した。ユーザーの工場に自動販売機を設置し、発注頻度の高い商品を中心に販売する。発注や在庫の手間、不正な商品の購入防止につなげる。間接 […]
全機工連、岐阜で若手交流会
来年9月 全国に参加呼びかけ
中部ブロック会議で報告
全日本機械工具商連合会(前西孝夫会長)は3月22日、東京第一ホテル錦(名古屋市)で中部ブロック会議を開き、会員など約100人が出席し、同ブロックが担当する人材開発委員会の活動など報告した。
それによると、「全国機工流通若手会」を9月9~10日にかけ、岐阜県で開催することを決定。岐阜機工会の嶋﨑晴久会長を中心に全国の組合・機工会に所属する若手経営者に参加を呼びかけるほか、組合に青年部がなくても参加できるなど、将来の業界を担うリーダーの発掘と育成を支援するのが狙い。人材開発委員会の水谷隆彦委員長は「青年部のない機工会からも若手経営者、経営幹部が参加できる。若手リーダーが広く活躍できる場を提供していきたい」と挨拶した。
また、中部ブロック会議では、各地域の景況感も報告。愛知県下はトヨタ自動車を中心に好調が持続するという意見が多い一方、三重県、静岡県などは市場が低迷している影響などで厳しいという意見が出た。
さらに、昨年愛知県機械工具商業協同組合が行った海外調査の報告と「機工商社の将来を語る」をテーマに討論会が開かれた。調査先はベトナムで、自動車など日系企業が多く進出している。工具流通で日系ユーザーなどを訪問し調査を行った結果、工具流通に関しては不便と感じていないユーザーが大半で、タイなど近隣諸国から調達することも可能で、日本と同じく差別化できる能力が必要だとの見解を示した。
日本産機新聞 平成28年(2016年)4月15日号
[ ニュース ][ 日本産機新聞 ][ 機械工具業界の出来事 ] カテゴリの関連記事
物流強化に動く卸商社 卸商社の機能として昔から言われる「人・モノ・金・情報」。中でも、近年は「モノ」である物流機能の強化に動く卸商社が増えている。 背景の一つには顕在化してきた「物流2024年問題」がある。いまや配送業者 […]
機器と電気の知見を融合 伝導機商社のタツタ(大阪市西区、06・6538・3131)が制御や電気関連に強い企業のグループになって1年半。社長に就いて約1年を経て、碓井克久社長は「それぞれの強みである機器と電気の知見を融合さ […]